みなさんは、ニッポン(もはや日本ではない)が、「動物実験大国」であることをご存知でしょうか?
世界的にも動物実験から細胞実験やコンピュータを使用したシュミレート実験へとトレンドが変化しています。
このトレンドは何も多国籍企業(ビッグファーマ、化粧品、農薬会社)が動物を憐れむ良心の呵責からくるのではありません。
欧米の消費者が動物実験による化学物質のデータ収集に「No!」を突き付けているからです。
大変興味深いのは、欧米ではサイエンスの実習であったカエルなどの動物の解剖実習も中止されるようになっていることです。
獣医学部でも生きた動物を実験台にすることを中止する傾向にあります。
私も大学院時代に大量のハムスターやラットを実験で使用しました。どれだけ実験のために殺したか分かりません(これだけでも私は地獄に落ちるでしょう・・・・・・)。
さて、欧米では添加物や医薬品などの化学物質の毒性を調べるのに動物を使用する施設を登録しないといけません。
ところが・・・・・・
ニッポンでは、その義務さえないのです。
化粧品会社がビルの一室で動物実験をしていても、違法にはならないのですね。。。。。。( ;∀;)。
これ一つ見ても、あれだけ優秀であった日本人が、明治以降に如何に愚民化されてきたかがよく分かります(世界では歴史的にニッポン、イスラエルは世界の”咬ませ犬”として権力者に動かせられる従順な”駒”なのです)。
731部隊というのが戦前に作られましたが、これも広島・長崎の原爆実験と同じく、権力者たちのデータとして必要だったのです(私は日本人としてこのニッポンの蛮行は許しがたいです)。
それはともかく・・・・・・
動物実験は言語道断としても、細胞実験やコンピュータシュミュレーションも、実際の私たちの体の中の反応とはまったく違うことを以前もお伝えしました。
私たちは、そもそも動物実験(しかも大量の私たちの税金を使って)をしないといけないような化学物質を大量生産することが間違っていることに気づかないといけません。
添加物、化学物質(医薬品、農薬、化粧品、パーソナルケアなど)は、実際には私たちの生活を豊かにしないどころか、私たち(いや地球全体)を心身の不調のどん底に落としいれていることが明白になっているのです。
もう重化学工業が未来を創るというような古い”幻想”(高度の視野狭窄)から脱却しないと、新しい時代は見えないでしょう(^_-)-☆。