中性脂肪については昨日の続きになります‥‥(^_-)-☆
拙著や私の記事をお読み頂いているみなさんは、流石にこの「悪玉コレステロール」という言葉にはひっかかることはなくなっていると思います(二項対立の構造(^_-)-☆)。
大丈夫でしょうか(^^♪?
「悪玉コレステロール」と現代医学がレッテルを貼っているのは「LDLコレステロール」のことです。
サイエンスの基礎を学ぶと、どう転んでも「LDLコレステロール」が悪玉であるはずがありません。
環境からのストレス対応には糖(果糖・ブドウ糖)に次いで必須の物質が「LDLコレステロール」だからです(^J^)。
そして中性脂肪。
中性脂肪も悪玉化されていますが、中性脂肪はバターやココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸を体全体に運搬する重要な役割があります。
さらに昨日お伝えしたように、プーファが遊離して体の細胞全体に悪さをしないようにする役割もあります。
今回、そのLDLコレステロールと中性脂肪と脳卒中(特に脳出血)との関係を調査した研究が報告されました(Neurology, April 10, 2019)。
調査の対象は、 45歳以上の27,937 名の米国女性。
高LDLコレステロール血症と診断される130–159.9 mg/dL の女性では、脳卒中のリスクが高まることはありませんでした。
ちなみに、高LDLコレステロール血症は、120㎎/dl以上で診断されています(境界域)。
そして・・・・・・・
LDLコレステロール値70 mg/dL以下の女性は、 100–129.9 mg/dLの女性と比較して、2.2倍も出血性脳卒中のリスクが高くなることが判明しました。
当たり前ですが・・・・・・
スタチン製剤やオメガ3がなぜそれほど危険なのか?
スタチン製剤やオメガ3は、LDLコレステロールの体内合成を低下させるから非常に危険なのです(危険性の一つにすぎません(^_-)-☆)。
さらに・・・・・・・
中性脂肪も最も低いグループの女性( 空腹時74 mg/dL 、食後85 mg/dL 以下)は、最も高いグループの女性( 空腹時 156 mg/dL 、食後188 mg/dL 以上)よりも、出血性脳卒中のリスクは2倍に上りました。
これでもまだみなさんは、「“LDLコレステロール”と“中性脂肪”悪玉説」に固執されるでしょうか(#^.^#)。
ちなみに、LDLコレステロールと中性脂肪の両方を低下させるのは、プーファ(特にオメガ3)です。
プーファは生命のシャットダウン物質なのです!(^^)!。