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『新型コロナワクチン接種者には変異型感染が多い』

 

新型コロナウイルス遺伝子ワクチン接種後に、PCRの増幅サイクル数(Ct値)を低下させて、感染者を減らす操作をするという予測を昨年からお伝えしてきました。

 

米国疾病予防センターによると、2021年4月26日の時点で、合計9,245人の新型コロナ遺伝子ワクチンフル接種後の新型コロナ感染(COVID-vaccine-breakthrough-case)の報告が全米の46州 であったようです(https://www.cdc.gov/vaccines/covid-19/health-departments/breakthrough-cases.html)。

 

そのうち135人は死亡しています 。

全米の残りの4州からの報告はなく、これでも拙著でお伝えしたように氷山の一角でしょう。

この報告の中で、予測どおり、新型コロナ遺伝子ワクチンを接種したものだけには、PCRの増幅サイクル数を従来の35-40回を28回以下にすることをラボに勧告しています.(https://www.cdc.gov/vaccines/covid-19/downloads/Information-for-laboratories-COVID-vaccine-breakthrough-case-investigation.pdf)。

PCRの増幅サイクル数を減らすようにラボに指導しているので、5月以降の米国でのワクチン接種後の感染率(PCR陽性者数)の報告が待ち遠しいです。

 

これで感染者が減ると、まさにPCRパンデミックを証明することになるからです(^_−)−☆。

さて、ワクチン接種率の高いイスラエルにおいて、英国で確認された変異株(B.1.1.7)および南アフリカで確認された変異株(B.1.351)に対するファイザーの遺伝子ワクチンの実際の効果を調査した研究が報告されました(Evidence for increased breakthrough rates of SARS-CoV-2 variants of concern in BNT162b2 mRNA vaccinated individuals.medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2021.04.06.21254882;)。

 

その結果は、通常の新型コロナウイルス(野生株)よりも南アフリカで確認された変異株(B.1.351)に感染する確率は、ワクチン未接種よりも2回接種した方が高いことが判明しています。

通常の新型コロナウイルス(野生株)よりも英国で確認された変異株(B.1.1.7)に感染する確率は、ワクチン未接種よりも1回接種した方が高いことも分かりました。

米国でもファイザーあるいはモデナの新型コロナ遺伝子ワクチン2回接種後に、変異型の新型コロナウイルス感染が起こった症例の詳細が報告されています(Vaccine Breakthrough Infections with SARS-CoV-2 Variants. N Engl J Med. 2021 Apr 21. doi: 10.1056/NEJMoa2105000)。

 

このように、ワクチン接種者は変異型に感染しやすいことが明らかになったのです。

現在の世界で拡大しているとされる新型コロナ感染の主役はこの変異型です(Previously infected vaccinees broadly neutralize SARS-CoV-2 variants
Version 1. medRxiv. Preprint. 2021 Apr 29.)。

まだ現在進行形なので、遺伝子ワクチン接種後の実際の新型コロナ感染率はまだ明らかになっていません(ファイザーなどから資金の出ている研究などは除外)。

 

最終的に一流とされている医学雑誌には、真実のデータは公表されることは永遠にありませんが、少しずつリークされるデータや基礎研究を繋ぎ合わせて真実に迫っていきましょう(^_−)−☆。

 

 

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