『糖のエネルギー代謝と新型コロナウイルス感染症』

次亜塩素酸の危険性についてようやくWHOやマスコミも取り上げるようになったようです。

塩素系の農薬、化合物がどれだけ過去に恐ろしい事態を引き起こしたのかを今後の著作にも遺しておきたいと思います。

また北九州でクラスターが出たとフェイクニュースが流れていましたが、やはりPCR陽性の50%は無症状(偽陽性:検査結果の間違い)であることが報じられるようになりました。

一定の偽陽性者が出るために、健康な無症状な人にいかなる検査をしてはいけないことは、リアルサイエンスの基本です(^_−)−☆。

過去記事でお伝えしましたが、そもそも無症状者に感染力はないので、検査する意味がないのです。

さて、この数ヶ月でかなりの数の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究論文が出されましたが、まさに玉石混交(ほとんどはビッグファーマのプロモーション論文という石です(^_−)−☆)。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症例に含まれる病態は、肺炎などの感染症というよりは、プーファの蓄積が鍵を握る全身の病気といった方が適切であることが分かります。

さて、私がずっとお伝えしてきた「糖のエネルギー代謝」(なぜ脂肪やタンパク質のエネルギー代謝であってはいけないのかは、ゆっくりリアルサイエンスを学んでいきましょう🤗)。

通常の感染症や今回の全身疾患ともいえる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症例でも、この「糖のエネルギー代謝」が鍵を握っているという研究論文がようやく報告されるようになりました(bioRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2020.04.17.047480)。

今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という病態では、12時間以内に、糖のエネルギー代謝の指標であるビタミン誘導体の減少が認められました。

その糖のエネルギー代謝の指標とは、ナイアシノマイド(NAD+)。

酸化型の動物性のビタミンB3です(ナイアシンではありませんのでご留意ください)。

このナイアシノマイド(NAD+)は、糖からの電子を二酸化炭素およびエネルギー生産所であるミトコンドリアに運ぶ重要な物質です。

私たちが糖のエネルギー代謝が回っていると、生命場のゴミ処理を、炎症を引き起こすことなく綺麗に処理します。

このゴミ掃除役は、マクロファージなどの白血球です。

その白血球の働きは、糖のエネルギー代謝に依存しています。今回の研究でも、白血球の働きはナイアシノマイド(NAD+)濃度に依存していることが確かめられています。

ナイアシノマイド(NAD+)は、酸化型です。この還元型が増えると、感染症だけでなく、糖尿病やがんなどに発展していきます。

糖のエネルギー代謝が回っていると、酸化型のナイアシノマイド(NAD+)が産生されて、それがまた糖のエネルギー代謝を回すという正のフィードバック(ポジティブ・フィードバック)の関係にあります。

正気を保つのも、免疫抑制を外すのも、糖のエネルギー代謝ですから、ここから全てが始まるのです(^_−)−☆。

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