『何かに“恐れる”ことは感染症を拡大させる』

今回のフェイク・パンデミック騒動で、私たちにとっても最も危険なことは・・・

ウイルスやバクテリアの感染では勿論ありません。

それは、パニックになり買いだめに走ったり、解雇や明日の状況を“恐れる”ことです。

恐怖や不安こそが人々の思考を鈍らせて、通常ではあり得ない選択をしてしまうものだからです。

基礎医学講義でもお伝えしましたが、人間は資源(食糧など)が尽きてくると、差別感情が拡大してきます。

このような感情を利用して(ショックドクトリン)、人々を戦争に駆り立てたりするのです。

さて、“何かに恐れる”という状態をリアルサイエンスで見ていきましょう。

この状態では、ストレスホルモンがまず出動します。

何のために出動するのでしょうか?

それは、ストレスを処理するために、大量の糖を必要とするからです(糖は最大の抗ストレス物質)。

アドレナリン、コルチゾールといったストレスホルモンは、血糖を上げることが第一義なのです。

そして、これらのホルモンが出動すると、厄介なことが起こります。

そのうちの一つが過呼吸および二酸化炭素産生低下。

この2つの要素によって、体内のミラクルホルモンと私が命名している二酸化炭素が激減します。

その結果・・・・・

私たちの細胞は低酸素に陥るのです(これをボーア効果と言います)(Canc Sci Onchol, 2018; Volume 2, Issue)。

この低酸素によって、さらにセロトニン、エストロゲン、一酸化窒素などのストレス物質が増幅することで、強力な“免疫抑制状態”が引き起こされます(基礎医学『エネルギー代謝と酸化、還元』)。

免疫抑制状態では、炎症が止めどもなく拡大していきます(最終的にはガンになります)。

したがって、糖のエネルギー代謝が回っている人では、共生できるようなバクテリア(常在菌)でさえも炎症を引き起こすようになります。

これを医学用語で「日和見(ひよりみ)感染」といいます。

今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)もこの日和見感染です。

もし、みなさんがまだ糖のエネルギー代謝が十分でない場合は、日和見感染を防ぐ意味でも、体内の二酸化炭素濃度を高めることが重要です。

みなさんが、将来を危惧して不安や恐怖に囚われるほど、みなさんの体内の二酸化炭素が失われていくのです。

このような不安や恐怖への最も効果的な処方は、「リアルサイエンス(本物のサイエンス)」を身につけることです(本当のサイエンスは人類の歴史上、執拗に抑圧され続けている)。

今回の『新型コロナウイルスの真実』講義でも、一貫してお伝えしているのが、「リアルサイエンス」では全てを俯瞰できるということです。

そうすれば、不安や恐怖は消え去り、静寂の中に身を置くことができます。

 

糖のエネルギー代謝が回れば十分に二酸化炭素濃度を高めることができるので、それまではまず普段から過呼吸になっていないかをチェックしてみましょう(^_−)−☆。

 

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