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◆パレオ協会基礎医学Q&A ◆   『サッカーのヘディングの影響について』

◆パレオ協会基礎医学Q&A ◆  

サッカーのヘディングの影響について

今回はサッカーのヘディングの影響についての基本的な回答をシェアいたします。

(ご質問)
崎谷先生、いつもお世話になっています。
サッカーのヘディングの子どもの脳への影響について可能であればご見解を聞かせていただきたく質問させていただければと思います。

9歳の息子が最近サッカークラブに入部し、練習や試合を週2回程度行っており
練習の中で、ヘディングの練習も行っています。
近年ヘディングの子供への脳への影響に関する懸念が指摘されていることもあり、なるべく脳に負担が少ない形で行っているようですが、2人一組でボールを投げ、ヘディングで返す繰り返し練習などは行っています。

 

イギリスでは、2024~25シーズンから段階的にU-7~U-11の試合で意図的なヘディングを禁止しているようですし、アメリカでは、2015年から10歳以下のヘディングを禁止し、11~13歳は練習中のヘディングの回数を制限しておりますので、このことを考えると、今後さらに詳細な悪影響が明らかになってくるのではないかという不安もあり、できるだけヘディングは避け、上記のような練習さえも回避した方が良いのではないかと考えております。

 

それとも上記のような練習であれば、回数を限定すれば、練習後にダメージは回復するなどの理由から、気にすることはないレベルなものでしょうか。

 

可能であればご見解をお聞かせいただけるとたいへん助かります。

お忙しい中、大変恐縮でございますが、ご教示いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。

(回答)

・サッカー選手が脳震盪を起こす頻度は、アメリカンフットボールやボクシングなどの他のコンタクトスポーツや格闘技と比較すると低いものの、ボールを蹴るために意図的に頭部を使うという点では唯一無二であり、選手たちは意図的な軽度の脳震盪を起こす唯一のスポーツ選手として際立ってします。

・2024年の研究では、ヘディングの頻度と脳震とうが、引退したサッカー選手における慢性外傷性脳症(CTE)発症のリスクを高めることを示唆しています(Chronic Traumatic Encephalopathy in Soccer Players: Review of 14 Cases. Clin J Sport Med. 2024 Jan 1;34(1):69-80.)。慢性外傷性脳症(CTE)は、・・・・・・

 

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