◆パレオ協会Q&A ◆
今回は、yoububeでも活躍されている外科医の医師からの以下のHibワクチンについてのご質問に対して基本的な回答をシェアいたします。
(ご質問)
いつもお世話になっております。
むかしはなかったワクチンが小児で次々に接種されていますが、ヘモフィルスインフルエンザ菌 b 型(Hib)ワクチンもその1つかと思います。
厚生労働省のページでみてみると、ヘモフィルスインフルエンザ b 型(Hib)ワクチンは世界の多くの国々で現在使用されており、その結果、Hib による髄膜炎症例は激減しています。
米国 CDC によれば、「1990 年代から Hib ワクチンの定期的に使用したことにより、5歳未満の子供の Hib 感染症は 99%減少し、10 万人に 1 人より少ない発生率になったと報告されています。」とあります。
自分の子供は自分達が接種していないワクチンを打つ必要がないかなと思って打ちませんでしたが、上記のようなデータを見せられるとこれからの親たちは大変だなと思います。
ワクチンが感染を抑える効果があるのか?しかも99%も減らす効果があるとは思えないのですがこのデータはどのように読み解くべきなのでしょうか?
(回答)
・拙著『ウイルスは存在しない』および『ワクチンの真実』に詳述していますが、ワクチンに関しては、「二重盲検ランダム化比較試験(RCT)」が厳格になされたケースが存在しません。臨床試験で意味を持つものは、複数の「二重盲検ランダム化比較試験(RCT)」を解析(メタ解析)したもののみです。
・Hibワクチンに関しても、症例コントロール試験やコントロール(標準対象)を他のワクチンを接種している集団に設定しているものしか見当たりません(A phase III randomized, controlled study to assess and compare the immunogenicity and tolerability of single and multi-dose vials of DTwP-Hib, a fully liquid quadravalent vaccine and their comparison with TETRAct-Hib vaccine in Indian infants aged 6-14 weeks. Vaccine. 2011 Nov 8;29(48):8773-9)(Randomised trial of Haemophilus influenzae type-b tetanus protein conjugate vaccine [corrected] for prevention of pneumonia and meningitis in Gambian infants. Lancet. 1997 Apr 26;349(9060):1191-7.)(Effectiveness of Haemophilus influenzae type b vaccines administered according to various schedules: systematic review and meta-analysis of observational data. Pediatr Infect Dis J. 2013 Nov;32(11):1261-9.)(A phase III randomized-controlled study of safety and immunogenicity of DTwP-HepB-IPV-Hib vaccine (HEXASIIL®) in infants. NPJ Vaccines. 2024 Feb 22;9(1):41.)・・・・・・

いつもお世話になっております。
米国 CDC によれば、「1990 年代から Hib ワクチンの定期的に使用したことにより、5歳未満の子供の Hib 感染症は 99%減少し、10 万人に 1 人より少ない発生率になったと報告されています。」とあります。
・拙著『ウイルスは存在しない』および『ワクチンの真実』に詳述していますが、ワクチンに関しては、「二重盲検ランダム化比較試験(RCT)」が厳格になされたケースが存在しません。臨床試験で意味を持つものは、複数の「二重盲検ランダム化比較試験(RCT)」を解析(メタ解析)したもののみです。


















