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◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆   『肉食動物のエネルギー源について〜その1』

◆パレオ協会基礎医学ニュースレター◆

『肉食動物のエネルギー源について〜その1』

肉食動物の食事におけるタンパク質の必要量は雑食動物や草食動物のそれを上回ります。例えばほとんど肉食しかしない「ハイパー・カーニボア」であるイエネコやイルカは、自然の獲物を基にした食事を摂取する場合、食事の少なくとも70%がタンパク質で構成されています(Evolution of hypercarnivory: the effect of specialization on morphological and taxonomic diversity. Paleobiology (2004) 30:108–28)。

それでは肉食動物は主要なエネルギー源である糖質をどのようにして補っているのでしょうか?

肉食動物のタンパク質代謝は肝臓のグルコース代謝と密接に関連しています。タンパク質の分解によって、グルコース新生経路(糖新生gluconeogenesis)が活性化し、肉食動物の脳や赤血球のエネルギー源となる糖を作り出しています(これをアミノ酸からの糖新生といいます)・・・・・・・・

 

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