Book

◆パレオ協会Q&A ◆   『糖尿病の治療薬「GLP-1作動薬」について』

◆パレオ協会Q&A ◆

糖尿病の治療薬「GLP-1作動薬」について

糖尿病の治療薬「GPL-1作動薬」についての基本的な回答をシェアいたします。

(ご質問)
崎谷先生、いつもお世話になっています。

糖尿病の治療薬として「GLP-1作動薬」がある様ですが、この薬についてもしご意見があれば、ご教示いただけませんでしょうか。

お忙しい中申し訳ございません。宜しくお願いいたします。

(回答)
・グルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1作動薬)は、オゼンピック(Ozempic)、ウェゴヴィ(Wegovy)、ムンジャロ(Mounjaro)、ゼップバウンド(ZepBound)などの主力ブランド名で販売されています。これらの糖尿病治療薬は、「イーロン・マスクやハリウッドスターも愛用!」と噂され、まるで魔法のように語られる「痩せ薬」としてもてはやされ、世界的な品薄状態にまでなりました。

・GLP-1は、腸のL細胞から分泌されるホルモンで、腸のL細胞から分泌されるホルモンで、食欲を抑える作用を持っています。その起源は驚くべきことに、アメリカ南西部に生息するアメリカドクトカゲの毒液。このホルモンを人工的に再現したのが、現在のGLP-1作動薬です。

・しかし、これらの薬が引き起こす深刻な副作用は決して無視できないものです。たとえば、胃下垂、失明、甲状腺がんや膵臓がんのリスクを高める可能性が指摘されています(Do GLP-1–Based Therapies Increase Cancer Risk? Diabetes Care. 2013 Jul 17;36(Suppl 2):S245–S252)(Glucagon-like peptide 1 receptor agonists and thyroid cancer: is it the time to be concerned? Endocr Connect. 2023 Sep 27;12(11):e230257.)。

 

・さらに、これらの薬による体重減少は、メトホルミンと同じく、脂肪の減少ではなく、心臓の筋肉(心筋)を含む筋肉量の減少によるものです・・・・・・

関連記事

  1. 『お腹まわりの脂肪をとる方法??』

  2. 『動物性食品は寿命を延ばす〜間違いだらけの食事法シリーズ』

  3.  『“若者”という表現がなくなる時』

  4. 『「どうせ自分などは・・・」と思うことなかれ〜リアルサイエンスシリーズ…

  5. 『今年のトレンド:この二種類の邪悪な人間にご留意を〜俯瞰シリーズ』

  6. 『甘いもの好きは痩せている!』

  7. 『新型コロナ関連死亡者数はもはや重要ではない〜計画丸見えシリーズ』

  8. 『新型コロナウイルス関連死亡が第3位に??』