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『世界は今、”拳が法を超える時代”に突入した』

『世界は今、”拳が法を超える時代”に突入した』
――ベネズエラ侵攻が映し出す恐ろしい未来―

 

トランプ政権による今回のベネズエラへの強引な主権侵害。これにはいくつかの点で深く考えさせられることになりました。

 

 

少なくとも私たちが目撃しているのは、世界が「力こそ正義」という剥き出しの暴力支配へと転がり落ちていく、その決定的瞬間といってよいでしょう。

 

 

⭐️有事になれば、お金も暗号資産も紙くずになる

想像してみてください。もし明日、深刻な食糧危機が訪れたら――。あなたの銀行口座にいくら残高があっても、ビットコインをいくら持っていても、それで食べ物を手に入れられるでしょうか?

答えは「NO」です。そしてあなたの財産や食糧(あるいは人間も)は、おそらく食い詰めて飢えた暴徒によって剥奪されるでしょう。そのときには法は機能していません。有事の世界を支配するのは、「力(暴力)」ただ一つ。これが、私たちがこれから直面する冷酷な現実です。

 

⭐️30兆ドルの石油を狙う米国の本音
なぜ今、ベネズエラなのか?

答えは単純明快――ベネズエラは世界最大、約3,000億バレル(約30兆ドル相当)の石油を持つ宝の山だからです。この規模は、あのサウジアラビアをも凌駕します。

 

トランプ政権の計算はこうです。「この石油を奪えば、40兆ドルに膨らんだ米国の借金の75%を担保できる」。グリーンランドの資源も同時に狙っているのは、偶然ではありません。

 

そして驚くべきことに、イーロン・マスクやピーター・ティールといったテクノクラート(少数エリートによる支配層)は、この略奪作戦を全面支持しています。私の著書『2030年あなたのくらしはこうなる〜ようこそAI監獄へ』で警告した未来が、今まさに現実になりつつあるのです。これがトランプがベネズエラやグリーランドに触手を伸ばしている最大の動機になっています。

⭐️焦る米国――中国が突きつける”米国債売却”という脅威

この強引な侵攻の背景には、もう一つの事実があります。中国をはじめアジア諸国が次々と米国債を売却し始めているという現実です(皮肉にも、虐待されながらも米国を買い支え続けているのが日本です)。

ベネズエラの石油を押さえれば、中国への優位性も確保できる――。米中間で水面下の取引があった可能性も極めて高い事実もあります。

ただし、このトランプのベネズエラへの主権侵害は、拙著でお伝えした内容と一致するもっと深い動機があると睨んでいます(今後のウエルネスラジオのニュースレターでまとめて詳述します)。

⭐️いじめっ子の末路――米国の「本当の力」が試される時

しかし、この強引なやり方は、後に大きな代償を払うことになるでしょう。

ベトナム、アフガニスタン、イラク――米国が介入したすべての地域で、何が起きたかを思い出してください。完全支配には、日本のように時間をかけた精神破壊(フェビアン方式)が必要なのです。日本はその「大成功例」として、今も植民地化され続けています。

いじめっ子が恐れられているのは、誰も立ち向かわないからです。しかし、誰かが勇気を出して反撃した瞬間、その”張りぼての強さ”は崩れ去ります。

実際、最先端兵器技術では、米国はすでに中国・ロシアに遅れをとっています。世界的紛争が今年中に勃発する可能性が高まる中、いじめっ子の真の力が露呈したとき――世界は激変するでしょう。

⭐️日本人は今、何をすべきか?

この状況下で、私たち日本人に何ができるのか。

この問いに真剣に向き合わなければ、国家は簡単に滅亡します。

 

中国やロシアでは過去の塗炭の苦しみを味わった経験から、現政権では数十年にわたって、英米のエージェント(現在の日本政府そのものです)を排除してきました。これらの国家に潜む支配層のエージェントを第五列と表現します。第五列には政府高官がたくさん存在していました。

残念ながら日本では、システム上このような国家を守る真のリーダーが登場しそうにありません。それならば、今こそ、わたしたち一人一人が対英米従属の日本の支配層や宗教団体など相手にせず、自分たちの道を進むべきです。その力が臨界点に達した時、日本のがんじがらめのシステムが崩壊していくでしょう。

 

本当の「敵」を見誤ってはいけません。

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