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◆パレオ協会Q&A ◆   『グリセミック・インデックス(GI)について』

◆パレオ協会Q&A ◆

グリセミック・インデックス(GI)について

グリセミック・インデックス(GI)についてのご質問がございましたので、回答を含めてシェアいたします。

(ご質問)
いつも貴重な学びを提供してくださり、ありがとうございます。

最近、YouTubeなどでも「ごはんダイエット」「糖質を摂るダイエット」が散見されるようになりました。実際、糖質を積極的に摂ることで多くの方がダイエット効果と健康効果を出しているようで、喜ばしいことだと思います。

内容としては、「糖質を食事全体の50%以上摂る」「糖質の中心はご飯。フルーツや蜂蜜も積極的に摂る(果糖の価値を理解している)」「白米よりは玄米がよい。蕎麦やオートミールも推奨」といったようなものです。しかし、ここでも相変わらず砂糖は悪者です。

ご飯も糖質として食べて良いとは思います。実際、自分も糖の質にばかりこだわり、「蜂蜜1日8匙分(砂糖・フルーツ併用)、ご飯は控える(もちろん脂質も控える)」ダイエットを実行していた時期には、足先が冷えたり体重は減ってもお腹の脂肪は減らなかったりして、先生のご著書を読み直し、糖の絶対量が足りなかったことに気付いてご飯(白米)も食べるようにして糖の摂取量を2倍くらいにしたところ、お腹の脂肪が落ちてきた経験があります。(蜂蜜やフルーツの量を2倍にするのは経済的にも無理なので)

根強い砂糖悪玉説。とても残念に思います。糖の摂取を推奨している方々の中で砂糖が悪者になる根拠のひとつは、GI値が高いということのようです。
そこで砂糖のGI値を調べてみたところ、黒糖でも95~99くらいの値が出てきます。疑問に思い、ショ糖のGI値を調べたら60~69程度でした。
砂糖とショ糖のGI値の違いは何なのでしょうか?
砂糖とショ糖は何が違うのでしょうか?
また、GI値はどの程度肥満に繋がるのでしょうか?
すでに教えてくださっていることかもしれませんが、改めてお教えいただけるとありがたく、質問させていただきました。よろしくお願いいたします。

(回答)

・グリセミック・インデックス(The glycemic index (GI))は、炭水化物を含む食品を食後の血糖値の上昇程度で分類する指標で、1981年に提唱されたものです(Glycemic index of foods: a physiological basis for carbohydrate exchange. Am J Clin Nutr.1981;34(3):362–6)。速やかに血糖値が上がる食品ほど、グリセミック・インデックス(以下GI値と記述)が高くなります。グルコース(ブドウ糖)50g摂取した場合の血糖上昇値を100とした場合の数値で表現します。GI値が高い食品の代表は、、・・・・・

 

 

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