◆パレオ協会ニュースレター◆
炭水化物や糖質悪玉説という誤情報に対して、炭水化物を擁護するために、今度は「玄米が体に良い」と誤誘導するという現象があります。
ケロッグ、クエイカー・オーツ(現在はペプシコが買収)やホワイトウェイヴ(現在はダノンが買収)に代表されるシリアルのコングロマリットは、「糖悪玉説」は受け入れらないものです。
これらのシリアルや大豆加工食品企業や団体(大豆、アーモンド、ピーナッツなどの研究団体やベジタリアン組織も含む)が資金を出して流布しているのが、「精白していない全粒穀物(玄米も含む)は体に良い」というキャンペーンです。
日本人もこれに誤誘導されて、「白米を玄米に変えれば健康になる」と洗脳されています。
よく引き合いに出される2022年の白米と玄米の比較研究のメタ解析論文があります(White rice, brown rice and the risk of type 2 diabetes: a systematic review and meta-analysis. BMJ Open. 2022; 12(9): e065426)。・・・・・