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『民主主義とは何かをじっくり考えてみよう〜俯瞰シリーズ』

 

米国での11月6日の大統領選挙で大規模な暴動(やらせ)が予定されているようです。

 

米国国内の分裂を促進させる目的ですが、“彼ら”が考えているとおりの「civil war」まで発展することはないでしょう。

 

せいぜい、予定どおり戒厳令(martial law)を出して人権を制限するのがおちです。

 

米国民もそこまで馬鹿ではありません(米国の富裕層には、この馬鹿げたショーに嫌気をさして、他の国の永住権をとる動きが活発化している)。

 

もう世界中の大衆も拙稚な“ショー”に飽きているのではないでしょうか?

 

一般に多数派は誤っています。以前にも言及しましたが、多数派というのは、単なる人気か洗脳によって形成されるものだからです。

良識のある人というのは、いつの時代でもごくわずかの少数派です。

 

なぜなら、人類の歴史は、良識を持たないようにシステムに依存する教育・洗脳を施してきたからです。

 

「民主主義」の名目で有権者の利益を抑圧する“彼ら”とその僕(しもべ)である官僚・政治家たちの行為を真剣に考えてみてください。

 

多数派がほとんど常に間違っていることに気づいている人はまだ少数かも知れません。

 

しかし、「民主主義」では多数派がその間違った意志を他者に押し付けることが可能です。

 

この「民主主義」というファシズムに対して、私たちには不可侵の権利が必要になります。

私たちに備わっている譲渡不可能な自然権が、機能する憲法によって保障されなければなりません。

 

そのような権利がなければ、洗脳された質の悪い群衆の支配(すなわち“彼ら”の支配)による「民主主義」というファシズムによって、人権を容易に剥奪されるからです(戒厳令や緊急事態と言っては、人権を剥奪してきた。これらもである。)。

多数決で決まったら、動物や人を理由もなく殺しても良いのでしょうか?

 

多数決で決まったら、私たちをはぐくむ自然を際限なく破壊してもよいのでしょうか?

 

プラトンから大切なことを学ばなかったアリストテレスでさえ、民主主義を「群衆支配」であり、最も卑しむべき統治形態だと考えていました。

民主主義のギリシャのアテネでは、操られた群衆によってプラトンの先生であったソクラテスが良識を働かせたという理由で死刑に合いました。また当時のアテネは、70%が奴隷でした。

これも民主主義の実態です。

 

民主主義では、人々が自分の票が意味を持つと信じて投票しています。その結果、彼らは「代表制政府」を持っていると言われ、それを信じています。

 

それがまったくの嘘であることをみなさんもさすがに肌で感じているでしょう。

 

仮に私たちの投票で本当に選出された議員であっても(最近はマシーンが選ぶ😆、「大切なのは誰に投票するかではなく、誰が投票を読むかである」)、彼らが私たちの意思を反映することはありません。

 

私たちが選出していない官僚たちが“彼ら”の意向を組んで政策を立てて、それが議員に伝えられるというのが少なくとも日本の実態です。

 

「代議制政府」というのは名だけのただの幻想にすぎません。

民主主義は、“彼ら”が発明した最も腐敗した、そして最も透明性のない(誰も責任をとらない)統治形態なのです。

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