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『なぜ「塩」を制限してはいけないのか?〜リアルサイエンスシリーズ』

 

“彼ら”の祭典であるオリンピックが終了してから、計画通り様々な出来事が同時進行しています。

宗主国においては、SNSに真実を投稿しただけで、「言葉狩り」によって2週間の刑務所での勾留という前代未聞の出来事が起こっています。

 

いよいよ、“彼ら”の本性が剥き出しになってきた感があります。

 

さて、日本は今が1年で蒸し暑いピークの時期です。

 

ワンちゃんの散歩を2時間するだけで、脱水状態になるくらいです。

 

このようなときに、スイカに「塩」を振りかけて食べると幸せな気分になります。

みなさんも疲れているときに、無性に塩気のものが欲しいときがないでしょうか?

 

 

さて、加工食品の害悪は現代のサイエンスでさえも警鐘を鳴らしています。

 

しかし、加工食品には塩分が多いことをその悪影響の一つに挙げています。

 

そして、現代医学にいたっては、高血圧、糖尿病、慢性心不全や慢性腎不全と“レッテル”を貼られた病態に対しては、厳しく塩分制限を行っています。

みなさんは驚かれるかも知れませんが、これらの塩分制限に確固たるエビデンスがありません(塩分制限と塩分制限しないコントロールの2つのグループにランダムに分けて、二重盲検で結果を長期にわたって調べなければならないが、そのような研究は皆無)。

 

まず塩分制限した場合、生命の自然現象として何が起こるのかを観察する必要があります。

 

塩分を制限すると、私たちの体内で何が起こるでしょうか?

 

それは、ずばり「ストレス反応」が起きます。

これは、標準の医学書でさえも記載しているエビデンスです。

 

そのストレス反応の一つは、レニンーアンジオテンシンーアルドステロン系です。

 

このストレス反応系が過剰に刺激されると、慢性炎症、線維化、そして最終的にガンが発生します。

 

塩分制限では、最終的に副腎組織からアルドステロンというストレスホルモンが放出されます。このホルモン過剰によって、心臓血管疾患(動脈硬化)、慢性腎不全などが起こります(Aldosterone and cardiovascular diseases. Cardiovasc Res. 2023 Mar 17;119(1):28-44. doi: 10.1093/cvr/cvac027.)。

 

塩分制限が引き起こすもうひとつのストレス反応は、副腎からのストレスホルモンであるコルチゾールの分泌によるものです(Dietary sodium intake and cortisol measurements. Clin Endocrinol (Oxf). 2020 Nov;93(5):539-545. doi: 10.1111/cen.14262. Epub 2020 Jun 24.)。

 

コルチゾールの過剰分泌は、みなさんの筋肉や脂肪を溶かし、炎症を拡大させます。

もちろん、コルチゾール過剰分泌によって、みなさんの免疫力が著しく低下します。

したがって、塩分制限は、あらゆる原因により発生する死亡や罹患(病気にかかること)率上昇と強い相関関係にあることが分かっています(Sodium intake, life expectancy, and all-cause mortality. Eur Heart J. 2021 Jun 1;42(21):2103-2112. doi: 10.1093/eurheartj/ehaa947.)。

“彼ら”が執拗に存在しない「感染症」と呼ばれている病態でわたしたちを脅かしています。

 

その幻の病態も、実は糖質や塩の不足から来る免疫力の低下状態に過ぎません。

 

 

古来より、塩はゴールドと交換価値のある貴重品でした。

そして、食料の保存にも「塩」は欠かせません。

 

疲れているときに、「塩分」が欲しくなるのは、みなさんのストレスを軽減させる効果があるからなのです(^_−)−☆。

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