『夕食にもケロッグのシリアルを!〜俯瞰シリーズ』

 

私たち日本人の生活が厳しくなる一方で、“彼ら”の忠実な下部機関である(しかし日本ではトップの機関)財務省による税金徴収は過去最高になっています(敵は本能寺にあり!😃)。

 

先進国を中心とした世界も同じ傾向にあり、“彼ら”は、真綿で庶民の首をしめています。

 

“彼ら”の一員であるケロッグ会長兼CEOゲイリー・ピルニック(Gary Pilnick)は、2023年2月21日にCNBCの「スクウォーク・オン・ザ・ストリート」で「高騰する食料品価格の中で、シリアルが手頃な価格であり、消費者がプレッシャーを感じているときに、夕食にもシリアルは良い選択肢である」と発言しています。

つまり、お金がない人(私たち一般大衆のこと)は、朝も夕食もシリアルにしなさいということです。

 

 

 

 

ちあみにケロッグの創始者であるウィリアム・キース・ケロッグ(William Keith Kellogg)は、アメリカ優生学協会の創設メンバーです。

 

シリアルは、小麦、大麦、オーツ麦などの麦類から複雑な化学合成を経て作成される超人工加工品です。

 

 

最近のシリアルには、これに拙著『奇跡のハチミツ自然療法』でもお伝えした、現代の真の糖悪玉論の主役である「果糖ぶどう糖液糖(HFCS)」がふんだんに使用されています。

 

さらに、これらの穀物には、生殖機能や胎児の発達を止める,つまり人口削減効果抜群の農薬「クロルメコート(chlormequat)」が高濃度で検出されています。実際に米国人の尿検査では、近年高濃度のクロルメコートが検出されています(A pilot study of chlormequat in food and urine from adults in the United States from 2017 to 2023. J Expo Sci Environ Epidemiol. 2024 Mar;34(2):317-321. )。

この化学物質は、アメリカでは食用植物への使用が禁止されていますが、2018年に米国環境保護庁(EPA)はクロルメコートで処理された植物の輸入を許可し始めました。クロルメコートは、CheeriosやQuaker Oatsのようなオートベースの製品で発見されています(”EWG investigation: Dangerous agricultural chemical chlormequat found in popular oat-based products.” EWG, JANUARY 31, 2023)。

 

 

 

大手食品会社が提供するシリアルを含めた超加工食品の摂取が多いと、心血管疾患関連の死亡リスクが約50%、不安や一般的な精神障害のリスクが48-53%、2型糖尿病のリスクが12%増加するという強力な証拠が示されています。また、あらゆる原因による死亡リスクが21%増加することも示されています(Ultra-processed food exposure and adverse health outcomes: umbrella review of epidemiological meta-analyses. BMJ 2024; 384 doi: https://doi.org/10.1136/bmj-2023-077310)。

 

その他の健康リスク: 高い超加工食品の摂取は、肥満、睡眠障害、抑うつなどのリスクも40-66%増加させる可能性が指摘されています。

ケロッグの会長(cereal killer 😆)は毎日の朝や夕食に何を食べているのか見てみたいものです(^_−)−☆。

 

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