近年では、インターネット時代となって、パンデミック条約も含め様々なことが「陰謀」として語られるようになっています。
それにも関わらず、「糖質制限」という“彼ら”の念入りのプロットだけは、誰もが深く洗脳されたままになっています。
特に、高学歴の専門家たちほど、物事をクリアに考える能力、つまり「知恵」が欠如しているために、洗脳が容易です。
知能指数(IQ)などで要求される狭い範囲で深掘りする近視眼的な思考では、「自然の法則」というものが見えてきません(個々の最適化(=官僚の利益😀)を積み上げても全体(=日本)の最適にならない。全体をむしろ破壊する方向へ導く。「囚人のジレンマ」とも呼ぶ)。
その「自然の法則」に逆らうとどうなるかを示す興味深く、重要な研究が報告されています。
最新の研究で、マウス(父親)に2週間の糖質制限食(高脂肪食、ケトン食)を与えると、有意に体重、脂肪が増加し、耐糖能の悪化(血糖値上昇、糖尿病)が認められました。
そして、この糖質制限食をたった2週間行った父親マウスから産まれた子供(オス)にも耐糖能の異常などの糖尿病の兆候が出たのです(Epigenetic inheritance of diet-induced and sperm-borne mitochondrial RNAs. Nature (2024). https://doi.org/10.1038/s41586-024-07472-3)。
ちなみに、この糖質制限を行ったのは父親マウスだけで、母親マウスは普通食でした。
この現象は、私が拙著等で繰り返しお伝えしているファクト・エビデンスが元になっています。
そのファクト・エビデンスとは、糖質制限で高脂肪食を摂取すると、全身のミトコンドリアにダメージが及ぶことです(拙著『奇跡のハチミツ自然療法』『慢性病の原因はメタボリック・スイッチにあった!』参照)。
ミトコンドリアは、私たちの生命の源になるエネルギーと周波数(水の講義で詳しく説明します(^_−)−☆)を産生する最重要の細胞内小器官です。
当然、父親マウスの精巣や精子のミトコンドリアもダメージを受けます。
このダメージを受けた精子を受け継いだ子供のマウスのミトコンドリアもダメージを受けることが、今回の研究で明らかにされたのです(ミトコンドリアRNAを介しているとしている)。
この糖質制限を行った父親マウスに、高炭水化物食(低脂肪食)を与えると、糖尿病の兆候は消失し、子供に悪影響を与えることはありませんでした。
この実験を見て、「動物実験じゃないか。ヒトにはあてはまらないよ。」というお決まりの文句で逃げる人たちへ(このような発言がお門違いであることを拙著『奇跡のハチミツ自然療法』の<エビデンスとは何か>を熟読されることをお勧めします)。
今回の論文では、ヒトにおいても、3,431人の子供を調べています。父親が肥満(BMIが高い)の場合、子供が糖尿病などのメタボになるリスクが高いという相関性が認められています。
「自然の法則に逆らうと、必ず摩擦を生む」こと生命のフローが失われます。
糖質(炭水化物)は、私たちの動物の生命のエネルギー源です。
炭水化物を食べない肉食動物でも同じです(体内で糖へ変換している)。
この自然の法則に逆らうと、まさに子供の代まで生命のフローに滞りをもたらすのです(^_−)−☆。