『奇跡のハチミツ自然療法』
ようやく皆さんの元に、新著『奇跡のハチミツ自然療法』〜良薬口に甘し〜()をお届けすることができるようになりました。
今回は、横書きで見やすいものに編集いたしました。
内容も従来のものより、より一般の方にも読みやすいようにいたしました。
特に第4章の「「糖悪玉説」をリアルサイエンスで紐解く」をしっかりお読み頂き、執拗なプロパガンダを排除して、みなさんのこれからのサバイバルに備えて頂きたいと思っています。
糖悪玉説が流布されている間に、私たちは必要なものを備蓄していきましょう😃。
目次
Chapter 1 奇跡のハチミツの効用
01歴史から見るハチミツの有効性
•西洋医学で治らない病気にもハチミツは有効
02ハチミツができるしくみ
•ミツバチはみんなでハチミツをつくる
•ハチミツが乾燥するまでの流れ
•低血糖の状態が生命の危機に関わる
03糖のエネルギー代謝の大切さ
•脂肪を分解してしまうことの恐ろしさ
•プーファが糖のエネルギー代謝をブロックしてしまう
•低血糖状態では筋肉も分解され、糖に変換されてしまう
•肝臓で処理できないアンモニアは、ガン細胞のエサになる
•ファスティングや糖質制限が生命のフローを止める
04糖のエネルギー代謝を回すのに最適な自然食材
•組成を見ればハチミツのすごさがわかる
•ハチミツは基礎代謝(=糖のエネルギー代謝)を上げる
05ハチミツ摂取で運動のパフォーマンスが向上
•運動時は「ブドウ糖+果糖」が効果的
•ハチミツは運動時にも最適な糖質源となる
06下痢・脱水症状にもハチミツ水
•ハチミツは下痢にも効果がある
•ハチミツは脱水症状にも効果がある
•食中毒による下痢にもハチミツが有効
•慢性的な栄養不良にもハチミツが効果的
07虫歯予防と治療にもハチミツが有効
•甘いものを食べると虫歯になる?
•放射線治療後の唾液線へのダメージにもハチミツが効果的
•ハニー・コムが入っているハチミツに注意する
•ハチミツを傷口に塗るのはメリットばかり
08傷口には、ハチミツを塗る
• 傷口に貼りつくガーゼにハチミツ
09ハチミツの抗アレルギー作用
•アレルギーが発症するのは糖が足りていないから
•糖のエネルギー代謝がアレルギーやアナフィラキシーを抑える
10ハチミツの痩身効果がすごい
•急激なダイエットをするとリバウンドするしくみ
•スリムになりたかったら基礎代謝を上げる=ハチミツ
•ハチミツは過剰な食欲を抑えてくれる
•ハチミツには痩身作用がある
•ハチミツを摂取するとうつ症状や不安症状が減る
•ハチミツは精神錯乱やせん妄にも有効
11うつ病、不安神経症、せん妄、ストレスへのハチミツ効果
•アルツハイマー病もハチミツで治療可能
•ハチミツが脳機能を素早く回復させる
•なぜハチミツは脳を活性化させることができるのか
•ハチミツはストレスを鎮める
12ハチミツで頭がよくなる理由
•ハチミツは脳の過剰な興奮を鎮め、記憶力をアップする
•ハチミツが脳の機能を高める
13ハチミツの骨の強化作用
•骨粗しょう症は若年層にも増えつつある
•ハチミツは骨粗しょう症に対しても有効
14ハチミツこそリーキーガットの特効薬
•リーキーガットが慢性病のもとになる
•グルテン以外のリーキーガットの原因物質
•ハチミツが小腸粘膜のダメージを回復させる
15ハチミツで「免疫力」アップ
•新型コロナウイルスワクチンが免疫力を下げる
•糖質制限のケトン食は新型コロナウイルスワクチンと同じ副作用がある
•ハチミツやショ糖が免疫力低下を解除する
16ハチミツの脳・心臓血管系への効用
•ハチミツは心筋梗塞のリスクを軽減する
•ハチミツは動脈硬化を抑える
•新型コロナウイルスのワクチン接種後、ガンが増えている
17ハチミツの抗ガン作用
•ハチミツにはガンに対する予防効果がある
コラム:ポスト総ワクチン時代のガン「ターボ・キャンサー」
Chapter 2 奇跡の「フルクトース」ハチミツの実力は果糖にあり!
01ハチミツの主成分は果糖とブドウ糖
•ハチミツは糖質(炭水化物)でできている
•ハチミツには果糖が豊富に含まれている
02果糖の使われ方
•ハチミツに含まれている果糖は小腸から吸収される
•果糖は、細胞内でどのように利用されているのか?
•新たな糖質悪玉説として、「果糖悪玉論」が流布されはじめた
03フルクトリシス(果糖分解)のしくみ
•細胞内に取り込まれた果糖はエネルギーに変換される
04 ストレスで果糖が増える~果糖は抗ストレス物質!~
•人間の脳内でブドウ糖が果糖に変換されている
•なぜ細胞内でブドウ糖を果糖に変換する必要があるのか
05ハダカデバネズミの秘密
•地中で暮らすハダカデバネズミは低酸素などのストレスにめっぽう強い
•ハダカデバネズミは無酸素状態のストレスにどう対応しているのか?
06 ハチミツはブドウ糖よりも糖のストックを増やす! …
•筋肉の動きも思考作業も、ブドウ糖が鍵になる
•グリコーゲンの再補充には、ハチミツが最適
•果糖はグリコーゲンの合成・分解という生命を維持するのに必須の働きを改善させる
07果糖が乳酸に変換される理由
•果糖によっても乳酸は生産される
•果糖からできた乳酸は、筋肉の働きにおいて非常に重要
•果糖が一部乳酸に変換される意義
08ハチミツはブドウ糖や果糖よりも効率よくエネルギーを産生する
•ハチミツのようにコンビネーションで摂取したほうがエネルギー効率は高い
09運動時には単糖類よりもハチミツ
•ブドウ糖単独では身体活動に必要とされるエネルギーの5 割弱しか満たせない
•果糖も消化・吸収などに上限があるハチミツが有利!
•ハチミツなら身体活動に必要とされるエネルギーの7 割を満たせる
10 果糖はリポリシス(脂肪分解)を防ぐ!
•果糖が毒性物質を回収して中性脂肪にする大切な役割を担っている
11 果糖は糖尿病の治療に最適
•血糖値の上がりやすさを表す「グリセミック指数(GI)」
•糖やハチミツが糖尿病の治療に最適な理由
•インシュリン値の上がりやすさを表す
「グリセミック反応(GR)」
• 糖が最大の抗ストレス物質という理由
• グリセミック指数(GI)が低い食品は、抗栄養素や毒性物質を含んでいる
• グリセミック指数(GI)が高い糖質こそが遺伝子ワクチンによる免疫抑制および過剰な炎症を食い止める
12 なぜハチミツで糖尿病が治るのか?
• 果糖が糖のエネルギー代謝(ブドウ糖の完全燃焼)を促進する
• 果糖は肝臓における糖の取り込みを促進し血糖値を低下させる
• ハチミツで血糖コントロールがよくなる理由
• ハチミツは糖尿病の特徴であるインシュリン抵抗性を改善させる
• ハチミツに含まれるタンパク質も糖尿病に効果がある
13 なぜハチミツが二日酔いに効くのか?
• 果糖は肝臓毒?
• 二日酔いのしくみ
Chapter 3 ハチミツおよび糖質に対する誤解を解く
01「甘いものが体に悪い」という話はどこから来たのか?
• 果糖ブドウ糖液糖が諸悪の根源
• 果糖ブドウ糖液糖があらやる病態を引き起こす
• ガン細胞は果糖ブドウ糖液糖で大きくなる
02「砂糖や果糖そのものが害悪」という印象操作
• 果糖ブドウ糖液糖を “ 砂糖 ” と一括りにしている実情
• 実はコーンスターチが怖い
03カロリーゼロという人工甘味料の実態
• カロリーゼロが肥満や糖尿病につながる
• 果糖ブドウ糖液糖(HFCS)か人工甘味料入りのものしか手に入らない世の中になっていく
04 虫歯の原因はなにか? ❶ 虫歯の原因は糖質か乳酸か
• 教科書にも載っている「病原体仮説」が邪魔をする
• 虫歯の原因である乳酸から唾液が歯を守る
• 唾液が出にくくなると虫歯になる
• 唾液の分泌は糖のエネルギー代謝が鍵になる
• 甲状腺機能が低下すると、あらゆる分泌機能が低下する
05 虫歯の原因はなにか? ❷ エストロゲンが歯や骨を溶かす
• 女性ホルモンのひとつ、エストロゲンが厄介な働きをする
06虫歯の原因はなにか? ❸ エンドトキシン
• エンドトキシン(内毒素)が虫歯や歯周病の原因になる
• 虫歯や歯周病にもハチミツが有効
• 虫歯の原因は現代食にある
• プーファやエストロゲン、エンドトキシン過剰が歯を守るコラーゲン組織を溶かす
07虫歯の原因はなにか? ❹ 食事が原因となる
• 虫歯予防には食事内容にも気をつける
• 抗生物質の低容量での使用は糖のエネルギー代謝を回す
08反応性低血糖(機能性低血糖)に糖質制限が有効?
• 低血糖様症状と低血糖症状の違い
• 反応性低血糖はなぜ起きる ❶ 食事内容
• 反応性低血糖はなぜ起きる ❷ 細胞側のアンテナ異常
09糖に中毒性はあるのか?
• 砂糖をやめても禁断症状は出ない
•「食物中毒」というのは存在せず「摂食中毒」になる
• なぜ砂糖に中毒性があるという誤解が広まったのか?
•「砂糖は中毒性がある」という宣伝は洗脳にすぎない
10【果糖悪玉説】果糖は慢性病の原因?
• 引用している実験データがナンセンス
• 自然界では果糖、ブドウ糖を単体で摂取することはない
11果糖は中性脂肪を増やす?
• 長期的な視点で中性脂肪が増加したという臨床試験は存在しない
• 過剰の高フルクトース食や高ショ糖食を摂取したらどうなる?
• 通常は糖質から中性脂肪はつくられない
12中性脂肪合成を増やすのは悪いことか?
• ハチミツの中性脂肪を増やす作用は果糖によるもの
• 果糖とメタボリック・シンドロームの関係
• 中性脂肪値が高いほど認知症リスクが低い
• 中性脂肪が悪いのではなく、中性脂肪に結合しているプーファが問題
13果糖が痛風の原因になる?
• 果糖が痛風の原因だという嘘
• 果糖が尿酸をメインで産生するわけではない
• 痛風は高尿酸血症が原因ではない!
• バターコーヒーではなく「ハニー・コーヒー」がお勧め
14白砂糖は健康に悪い?
• 3 年間、砂糖を舐めるだけの食生活を送っていた女性
• 白砂糖もブドウ糖と果糖のコンビネーション
15糖でガンが増大する?
• ガンのエサは砂糖?
• ガンはアミノ酸よりも脂肪をエサにして増殖する
• ガンの唯一の根本治療は糖のエネルギー代謝
16乳児ボツリヌス症とハチミツ
• ハチミツの中にボツリヌス菌はいない
• 乳児に放射線照射や過度の加熱処理を施したハチミツを与えない
17ハチミツに含まれるポリフェノールは人体によい影響を与えるのか
• ハチミツの健康効果にポリフェノールは関係ない
• ポリフェノールは慢性病の原因となる還元ストレスを招く
18抗酸化物質を摂取すると酸化ストレスになる!
• ポリフェノールのような抗酸化物質を慢性的に摂取するとどうなるのか
• ハチミツやコーヒーに含まれる抗酸化物質
19マヌカハニーの抗菌作用は優れているのか?
• メチルグリオキサール(MGO)は慢性病を引き起こす
20 メチルグリオキサル(MGO)は体内でも産生される
• 現代食やリポリシス(脂肪分解)が原因
• マヌカハニーを勧めない理由
Chapter 4 「糖悪玉説」をリアルサイエンスで紐解く
01悪質な「糖悪玉説」を撃退する
• 関連団体からの献金まみれの論文
• 著者が引用した元論文をしっかり読んでいない落とし穴
• 本当のところ、元論文には何が書かれているのか
• 元論文でも引用されているユドキンの論文を読み込んでみる
• 砂糖摂取量の増加で心臓疾患による死亡が増加したとはいえない
• 過去 100 年で消費量が急増したのは、砂糖ではなく植物油脂
• グローバル企業の資金提供は砂糖業界の比ではない
02 砂糖悪玉説のジャーナリストの主張と実際のエビデンス
• 日本で「糖悪玉説」や糖質制限を無責任に垂れ流している犯人は誰だ?
• タウブスの仮説は完全にひっくり返された
03「砂糖=肥満」というパラドックス
• 「砂糖によって肥満になる」は矛盾だらけ
04 砂糖悪玉説の根拠はない!
• 医学論文には信頼に足るものと信頼に足らないものとがある
• 観察研究はバイアスがかけられるので、自分たちの都合のよい結果を得られる
•「砂糖悪玉説」はもはや宗教化した擬似サイエンス
Chapter 5 奇跡のハチミツ選び
01単花蜜が百花蜜より優れている理由
• 単花蜜が百花蜜よりも抗菌作用が強い理由
• フェノール化合物およびフラボノイドの種類でハチミツはわかる
02ハチミツの色による選び方
• 健康な人はお好きなものを、心身に不調がある人は白ハチミツから
03偽装ハチミツに注意せよ!
• ハチミツは不純物が混入されている食品第3位
04 純粋ハチミツとシロップの見分け方❶
炭素同位体比率解析
• 炭素同位体比率解析は、主にデンプン質のシロップの混入がわかる
• C4 の糖の割合によって純粋ハチミツでないことを見分けられる
• 世界各国のマーケットで販売されているハチミツのうちシロップハチミツの割合
05 純粋ハチミツとシロップの見分け方❷
クロマトグラフィー分析
•クロマトグラフィー分析は、どの糖がどのくらいの割合で含まれているのかわかる
06純粋ハチミツとシロップの見分け方❸ 分光法
•分光法は、物質を構成する分子固有の波長(スペクトル)から物質の成分がわかる
07 純粋ハチミツとシロップの見分け方❹
物理化学的分析
• 物理化学的分析は、含有物の指標を比較する方法
08純粋ハチミツとシロップの見分け方❺ そのほか
• ヒドロキシメチルフルアルデヒドは、偽装ハチミツを特定する指標にはならない
• さまざまな統計分析によって、より詳細なことがわかるようになってきた
• ハチミツの国際基準を知っておく
09加熱・長期保存の加工ハチミツの特徴
• 純粋ハチミツの質は加熱で低下する
• ハチミツの長期保存は発酵が進む
• 遠心分離やろ過処理はすべての成分が低下する
10ハチミツは環境汚染の指標
• ハチミツはいろいろな環境汚染の指標になる❶多環芳香族炭化水素(PAHs)汚染
• ハチミツはいろいろな環境汚染の指標になる❷重金属汚染
• ハチミツはいろいろな環境汚染の指標になる❸農薬(殺虫剤)汚染
11看過できないハチミツのグリホサート汚染
• グリホサートは洗浄や高温調理でも分解されない
12 農薬に潜む添加物の恐ろしさ 320
• 農薬以上に怖いアジュバントという存在
•「グリホサート+アジュバント」になるとより危険なものへと変わる
• 農薬には主成分以外のアジュバントを掲載するような規制がない
13なぜ安全性の試験は「安全」といえないのか?
• ラウンドアップは子や孫の代ほど強く悪影響が出る
• 働きバチはシロップをうまく代謝できないのでハチミツに残ってしまう
14ミツバチに砂糖水を与えたハチミツは何が違う?
• ミツバチには良質のタンパク質が必要
15 ミツバチのコロニーが消失する蜂群崩壊症候群(CCD)
• 農薬がハチミツを狂わせる
• 防カビ剤がミツバチの寿命を縮める
• Wi-Fi や携帯電話などの電磁波もミツバチに悪さする
• ミツバチのコロニーの崩壊を防ぐにはどうしたらいいのか