Book

『すべての事象は一つである〜メタフィズィクス・シリーズ』

 

 

古代のインド哲学は、現在のサイエンスとは真逆の自然・宇宙の真理が伝えられています。

 

 

 

古代インドの三大経典として、『ブラフマ・スートラ』(『ヴェーダーンタ・スートラ』)『ウパニシャッド』、『バガヴァッド・ギーター』があります。

 

 

 

8世紀にこの経典をわかりやすく解釈して教えていた人物がいます。

 

 

サンカラ(Ādi Śaṅkara)という人物です。

 

 

サンカラは、オルフェウス(Orpheus)、ヘルメース(Hermēs)、老子(Lao-tzu)、キリスト(Christ)やブッダ(Buddha)のように実在したかどうかが分からない人物とは違います。

 

 

彼は、古代インド哲学の叡智をインド中を旅しながら解きました。

 

 

その中核は、自然や宇宙の源は一つであり、すべての物質・現象はその根源が姿を変えて出現したものという「一元論」です。

 

 

これを「アドヴァイタ(Advaita)」と呼びます。

 

 

 

英語では、「非二元性(Nonduality)」と表現されます・

 

 

 

 

現代のサイエンスの迷妄である量子力学では、波動と量子(物質)の二元性(duality)を説いていますが、これはサンカラが説いた一元論とは真逆のものです。

関連記事

  1. 『ちょとした生活習慣の違いが大きな違いを生み出す!』

  2. 『骨粗しょう症の本質』

  3. 『“糖質制限”で太るメカニズム〜リアルサイエンスシリーズ』

  4. 『ワクチンよりも栄養と衛生を!〜その2』

  5. ◆TUEET(エーテルエネルギー学会) ニュースレター ◆  『マダニ…

  6. 『権力者がほくそ笑むニューノーマルの子供への影響』

  7. 『ファスティングでなぜ新型コロナ陽性になるのか?』

  8. 『国破れて税あり〜俯瞰シリーズ』