またしても、糖質制限ニストにとって、非常に都合の悪いエビデンスが出ました。
糖質制限によって”早死にする”というエビデンスです。
対象は50~71歳の37万1千159人の米国人。平均23.5年の経過観察研究です。
その結果、糖質制限(low carb diets)は、最も炭水化物を摂取したグループと比較して、最大1年に38%の死亡率上昇が認められました(Low-carbohydrate diets, low-fat diets, and mortality in middle-aged and older people: A prospective cohort study. J Intern Med. 2023 May 3. doi: 10.1111/joim.1363)。
糖質制限をすると短期間では、ストレスによってリポリシス(脂肪分解)や筋肉分解(タンパク質分解)が起こり、(病的に)体重が減少します。
しかし、長期的には、その体の分解で血液中に排出された脂肪(現代人はプーファ)やアミノ酸(糖のエネルギー代謝(甲状腺機能)を低下させるアミノ酸)が死亡率を高めるのです。
さらに最も低脂肪食の人は、高脂肪食の人に比べて34%死亡率が低下する結果も出ています。
さらに、ケトン食の人は、高炭水化物のグループと比較して、28%死亡率が高くなる結果も出ています。
これは、糖質が少なく、プーファが多い食事(つまり現代食のことです😃)が死亡率を高めるという今までお伝えしてきたエビデンスを補強するデータになります。
この研究では、飽和脂肪酸悪玉説、あるいはプーファや植物性タンパク質をいつものごとく推奨・印象操作していますが、この研究からはこれらの“妄想(♨️権力者のお達し)”はエビデンスとしては導けません(介入臨床試験を行わない限りは、エビデンスとはならない)。
コロナワクチンに反対しながら、糖質制限を勧めているひとは、かなり思考能力が低下した罪深い分裂症(自分の欲だけに忠実)といえるでしょう(^_−)−☆。