またもや♨️権力者にとって都合の悪いエビデンスが出ました。
炭水化物からのエネルギー摂取が食事全体の45%未満となる「糖質制限(低炭水化物食)」では、糖尿病、心臓血管疾患、脳卒中などのメタボリック・シンドロームになるリスクが高まることが最新の研究で明らかにされました(Carbohydrate Intakes below Recommendations with a High Intake of Fat Are associated with Higher Prevalence of Metabolic Syndrome. J Acad Nutr Diet. 2023 Feb 24;S2212-2672(23)00098-9)。
1999~2018年の国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey:NHANES)の回答者1万9,078例の調査です。
メタボリック・シンドロームと判定するには、8.5時間以上断食した朝に、
腹囲の拡大、中性脂肪値の上昇、HDL-C値の低下、血圧上昇、血糖値の上昇
のうち3つが該当した場合としています。
ちなみに、今回の定義では、食事全体のエネルギー量に占める炭水化物の割合が「45~65%」を推奨炭水化物摂取量としています。
今回の糖質制限では、脂肪(脂肪酸の種類に関係なく)の摂取量が多いほどメタボリック・シンドロームになるリスクが高まりました。
つまり、「ケトン食(糖質制限+高脂肪食)」は危険であるということです。
興味深いのは、糖質制限をやめると(炭水化物45%以上)、脂肪の摂取量に関わらず、メタボリック・シンドロームのリスクが高まることがなかった点です。
これは、ある程度プーファを摂取していても、しっかりと糖質を摂取していれば、プーファの害悪が軽減されることを意味しています。
もちろんプーファフリーで糖質摂取が心身の健全をキープする最短の道です。
この研究では、プーファを必死に擁護しています。飽和脂肪酸が問題であることを匂わせています。
しかし、よくデータを見ると、プーファ摂取量が多いほど、メタボリック・シンドロームになるリスクが高くなっています。
♨️彼らが医者たちを洗脳して、推し進めてきた糖質制限が改めて危険であることを示しただけでなく、長年推進してきたプーファの害悪も露呈することになっています。
残念ながら、糖質制限やプーファの害悪は、まだまだ一般大衆には知れ渡っていません。
今後は、一般の方にも理解しやすいように、全著を噛み砕いたバージョンを出版していく予定です(^_−)−☆。