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『抗ウイルス薬も耐性をつくる〜リアルサイエンスシリーズ』

 

先日、抗生物質の乱用による耐性菌による感染死亡が世界中で増加していることをお伝えしました。

 

 

抗生物質はバクテリア(細菌)に対して投与されますが、それらの抗生物質に耐性のあるバクテリアの発生を促してしまいます。

 

 

 

耐性バクテリアの増殖は、すでに免疫力の低下(=糖のエネルギー代謝の低下)している人にとっては、致命的になります。

 

 

現代医学は、この耐性バクテリアの増殖に対して、打つ手がなくなっているのです。

 

 

そして抗ウイルス薬とよばれる毒性の強い薬剤も同様に、耐性ウイルスを作ります。

 

 

 

この場合、耐性ウイルスとは、実際はエクソソームに含まれる遺伝子に突然変異が起こることを意味しています。

 

 

世界中の臨床の遺伝子データを用いた最新の研究で、メルクの新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬「molnupiravir」投与によって、ウイルス(エクソソーム)に突然変異を引き起こし、それが伝播する可能性があることが明らかにされました(Identification of a molnupiravir-associated mutational signature in SARS-CoV-2 sequencing databases. medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2023.01.26.2328499)。

 

 

 

2021年にすでにこの抗ウイルス薬がウイルスに突然変異を発生させるメカニズムが提唱されていました(Mechanism of molnupiravir-induced SARS-CoV-2 mutagenesis. Nat Struct Mol Biol 28, 740–746 (2021))。

 

 

つまり、いわゆる「変異型ウイルス」が体内で発生するということです。

 

 

 

この論文では、その変異ウイルスは死滅するか、何も影響を与えないものが大半である可能性があるが、一部はシェディングとして他者に感染させるものがあることをデータベースの解析から述べています。

 

 

 

この研究では、あくまでも遺伝子配列の変化しか調べていませんが、薬剤によって遺伝子の配列に影響を与えなくても、遺伝子のスイッチのオン/オフに悪影響が出ます(エピジェネティックス)。

 

 

そもそも、これらの抗ウイルス薬と呼ばれる薬剤や遺伝子ワクチンの乱用によって、新たな変異型を作るだけでなく、私たちの免疫力(=糖のエネルギー代謝)そのものが弱ります。

 

 

 

そのため、薬剤やワクチンを接種していても、何度も感染症なる病態に罹るのです。

 

 

抗生剤、抗ウイルス薬、ワクチンはいずれも現代医学の誤ったパラダイムである「病原体仮説」を土台にした治療法なのです。

 

もうそろそろ長らく現代医療を支配してきた誤ったパラダイムを捨て去るときが来ているのではないでしょうか(^_−)−☆。

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