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『使ってはいけない食品:サラダドレッシング〜リアルサイエンスシリーズ』

 

生野菜にサラダドレッシング・・・・・

ベジタリアンやビーガン志向の定番といってよい食品の組み合わせです。

 

そもそも生の野菜は草食動物の食物なので、私たち哺乳類にはまずくて食べられません。

 

そこで味付けで登場したのが、サラダドレッシング。

このサラダドレッシングは学校給食でもよくお世話になりました。

 

さて、この市販されているドレッシングの成分を知ると驚きます。

 

凍結防止剤の「プロピレングリコール(propylene glycol)」が入っています。

 

これは、ドレッシングに含まれる大量の油を分離させないために(液体を均一にする)、用いられています。

 

プロピレングリコール(propylene glycol)は、医薬品や化粧品にも多用されているもので、アレルギー反応だけでなく、慢性あるいは過量投与で低血糖、痙攣、溶血、乳酸アシドーシスなどをの致命傷に至る原因を引き起こす物質です(Propylene glycol toxicity in children. J Pediatr Pharmacol Ther. 2014 Oct-Dec;19(4):277-82)(Propylene glycol toxicity: a severe iatrogenic illness in ICU patients receiving IV benzodiazepines: a case series and prospective, observational pilot study. Chest. 2005 Sep;128(3):1674-81)(Pentylene glycol: An emerging cosmetic allergen? Contact Dermatitis. 2022 Jan; 86(1): 44–46)。

 

 

ドレッシングの油成分は、プーファ(植物油脂)主体です。

したがって、生野菜とドレッシングのダブルパンチのプーファ摂取となります。

 

アミノ酸組成もグルタミン酸(味の素)、アスパラギン酸(アスパルテーム)、アルギニン(一酸化窒素)と良くありません(Physical properties, chemical composition, and nutritional evaluation of common salad dressings. Front Nutr. 2022 Aug 31;9:978648)。

 

その他にも増粘剤などの添加物も入っていますが、市販のドレッシングはとんでもない超加工食品なのです。

 

ドレッシングや調味料はやはり自分で作ることが基本ですが、そもそも濃い味のついた調味料をつけないと食べれない食材そのものの質を問い直すべきです(^_−)−☆。

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