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『代替肉で栄養は十分??:植物性タンパク質編〜リアルサイエンスシリーズ』

 

SNSの悪用によって、若者の間でベジタリアンやビーガンが増加しています。

 

 

小さいときから、動物性食品に対する嫌悪感を植え付けられているので、完全に“パブロフの犬”(盲信、狂信)状態になっています。

 

 

 

さて、最新のスウェーデンの研究で、植物ベースの代替肉の栄養価を調べた研究が報告されています(Nutritional Composition and Estimated Iron and Zinc Bioavailability of Meat Substitutes Available on the Swedish Market. Nutrients, 2022; 14 (19): 3903)。

 

 

 

この研究では、スウェーデンで販売されている44種類の植物性ベースの代替肉の栄養分析を行なっています。

 

 

 

大豆由来、エンドウ豆由来、穀物由来、カビ由来および大豆発酵(テンペ)由来のものが大半を占めています。

 

 

 

この解析では、これらの植物性由来のタンパク質抽出物の中に、「フィチン酸(phytate)」が混じっていることが問題視されています。

 

 

 

フィチン酸はミネラルを結合するので、特に鉄や亜鉛といった物質が欠乏する結果が出ています(ミネラルと結合したフィチン酸は、便として排出される)。

 

もちろん、鉄や亜鉛だけでなく、カルシウムなどの他のミネラルも吸収障害を起こします。

 

 

この解析では、植物ベースの代替肉におけるタンパク質量が少ない(1日必要量の数十パーセント)ことが明らかになっていますが、それよりも重要なのが、タンパク質吸収をブロックする抗栄養素が植物に入っていることです(この論文ではここまで言及していない)。

 

したがって、ミネラルやタンパク質といった必須栄養素の観点からは、植物ベースの代替肉は栄養不足を引き起こすことになります。

 

 

特にカビからのタンパク質の吸収については、カビの細胞壁の分解が果たして私たちの腸内で起こるのかを詳細に調べた研究がない状態です。

 

 

さらに・・・・・

 

 

これらの植物ベースの代替肉には、脂肪が添加されています。

 

 

その添加されている脂肪は、菜種油あるいはヒマワリ油といったプーファです。

 

 

つまり、これらの植物ベースの代替肉は、プーファリッチの“超“加工食品なのです。

 

ゲイツたちが、なぜ植物ベースの代替肉の会社に投資し、市場を拡大したかがお分かりになったでしょうか。

 

 

現在では、さらに植物ベースから、さらに不気味なラボ肉(培養肉)へとシフトしていることは過去記事でもお伝えしたとおりです。

 

 

「食」をコントロールする者が人民を支配する(♨️キッシンジャー)。

「食」こそは、自給自足の最初のステップになります(^_−)−☆。

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