先日、陽子先生からドコモの6Gのプロモーションビデオを教えて頂きました。
6Gでは、ピアノの演奏などのスキルをマイクロ/ナノチップにダウンロードしたものを埋め込むか(implant)、つけるか(wearable)で、人間の機能拡張が可能になるかのようなプロパガンダをしています。
まだご存知ない方は、このサイトにある動画を是非ご覧ください(『ちょっと怖い?6G時代にドコモが考える人間拡張基盤』HAL, 2022.06.03)。
綾瀬はるかさんが起用されたPR動画では、ピアノの演奏スキルをダウンロードしたマイクロチップを装着すると、なんと素人がプロのピアノの演奏ができた・・・などと漫画の世界をプロパガンダしています。
このサイトの説明の中に、
「6Gの特徴的な技術の一つである超低遅延化の実現により、神経の反応速度をネットワークの通信速度が超えるため、脳や身体の情報をネットワークに接続することでネットワークで人間の感覚を拡張することが可能になると考えられています。
その中でNTTドコモでは、人間拡張が目指す「身体のユビキタス化*」「スキルの共有」「感情の伝達」「五感の共有」「テレパシー・テレキネシス**」の5つの内、「身体のユビキタス化」と「スキルの共有」の実現に向けて、他者間の動作の共有を可能にする人間拡張基盤を開発しました。」
とあります。
この中で決定的に間違っている事実があります。
それは、「ネットワークの通信速度は、生命体の脳の情報伝達速度を超えられない」ということです。
この喧伝文でとりあげている神経伝達速度というのは、現代医学の教科書に掲載されている神経間のシナプスの伝達速度のことです。
私たちの脳内での情報伝達は、このシナプスでの神経伝達物質の分泌を介した従来のモデルとは全く違います。
6Gよりもはるかに速い速度で情報が伝わっているのです(量子力学講座参照)。
そして、何より決定的に間違っている発想が、スキルなどの非線形的(数値化できない)な「質」をダウンロードできるというものです。
ダウンロードできるものは、数値化できる「量」(線形)に限られます。
このあたりの現代人の知識の浅はかさは、12月の量子力学講義で詳しく説明します。
この動画は、6Gだけでなく、埋め込み式のバイオメトリックチップのプロモーションがその目的です。
私たち大衆を完全コントロールすべく、心理的抵抗を少なくするためにマイクロ/ナノチップの埋め込みの予行演習(予測プログラミング)でやっているということです。
まさにツイッターを買収して言論統制を強化している♨️イーロン・マスクちゃんが手がけていることそのものです。
ドコモは♨️に刺客として日本に送られたソフトバンク(旗色が悪くなってきた。そろそろお払い箱か(^_−)−☆)と対抗していたように見えましたが、すでにソフトバンクの役割以上のものを担う♨️手下になりさがっていたことがよく分かりました(^_−)−☆。