Book

『イギリス政府:12際以下の子供に遺伝子ワクチン禁止!〜俯瞰シリーズ』

 

イギリス政府は、この場に及んで漸く12際以下の子供に新型コロナ遺伝子ワクチンの接種を事実上の禁止にすることを決定しています(今年の2月には健康な子供への接種を推奨していました)。

 

これによって、両親がいくら子供に危険な新型コロナ遺伝子ワクチンを接種させようとしても、イギリス国内ではどこでも法的に接種できないということになります。

 

イギリス当局が刊行しているワクチンに関する情報を記載したグリーンブック(Green Book)というものがあります。

 

英語が母国語でない日本人には少し分かりにくい表現ですが、

「2022年8月末の前に5歳になった子供も含めて、11~12歳になるまで接種対象(eligibility)とならない」とアップーデートされた文章が記載されています(https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1102459/Greenbook-chapter-14a-4September22.pdf)。

 

 

このドキュメントの中に子供の接種が事実上の禁止となって背景が書かれています。

 

 

・子供はそもそも新型コロナ感染のリスクが少ない(感染関連死亡は極めて稀)

 

・2022年2月までにほとんどの子供が新型コロナに感染している(自然免疫がある)

 

・オミクロン感染の症状は軽症である

 

・オミクロンに対する免疫(抗体)も短期間である

 

 

イギリス政府は、このようにこっそりと自己責任(権力者に押し付けられた)を逃れようとしていることが手に取るように分かります。

翻って我が国はどうでしょうか?

 

 

日本感染症学会なる団体は、8月30日に同学会のホームページで「COVID-19ワクチンに関する提言」の第5版を一部変更・加筆した第5版修正版を公開しています。

 

 

この中で、5~11歳への接種の有効性に関して、日本小児科学会は「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」で、健康な小児へのワクチン接種は「意義がある」から「推奨します」という表現に変更しています。

 

OMG!

 

 

その論拠には、確固たる臨床試験(ランダム化比較試験)で有効性と安全性を示したデータはなく、エビデンスレベルの低い疫学的調査のいくつかを挙げているだけです。

 

いったい、この学会は、どこを向いているのでしょうか?

 

今回のイギリス政府の決定は、燎原の火(ようげんのひ)の如く世界に拡がっていくでしょう(^_−)−☆。

 

関連記事

  1. 『インフルエンザウイルス感染の予防策は?』

  2. 『鉄欠乏性貧血には“鉄制限”というパラドックス』

  3. 『ワンちゃんはヒトという動物を救う』

  4. 『ワクチン“そもそも論”:何の目的での臨床試験が行われているのか?』

  5. 『改造チンパンジーアデノウイルスワクチンの治験について』

  6. 『グローバルアプリ「TikTok」の罠〜俯瞰シリーズ』

  7. 『意識がないと死亡しているのか?』

  8. 『慢性疲労と乳酸の関係!』