アフリカでは、サイの死体がバラバラになって発見されることが頻繁に起こっていることが2018年のBBCの報道でありました。
密猟者が入っているのか・・・・
実は、このサイを痛めつけて殺した犯人は、孤児の象の軍団でした(『Teenage elephants need a father figure』 BBC earth)。
また通常では認められない象どうしの殺し合いまで起こっています。
小さいときに孤児になった象や、若い象を自然国立動物園に入れた結果起こった惨事でした。
象でも、人間のティーンエイジャーの時期にさしかかると、暴力的で攻撃性が高くなってきます。いわゆるヒトの十代の反抗期と同じです。
しかし、この若いときの一時的な攻撃性は、両親、とくに父親の存在(愛としつけ)によって落ち着きます。
小さいときにいわゆる孤児となったり、親と引き離されたりした象は、父親の象がいないために、この攻撃性に抑えが効かなくなったのです。
実際に、この惨状を解決したのは、体の大きい父親象を自然公園に導入したことでした。
このあれくれた孤児たちも、体の大きい父親象に出会うと、「これは敵わない」と感じて、暴力を止めます。
この現象は、私たちヒトの現代社会でも起こっています。
現代社会は「両親、とくに父親を喪失した」社会です。
絶え間ないSNSやマスコミの洗脳情報に暴露している子供たちは、両親とくに父親に敬意を払うこともなければ、父親もしつけをすることがありません。
その一方で、現代社会では父親自身がサイコになっているため、子供を「しつけ」と称して虐待する例が後を絶ちません。
このような人間社会は、社会が不安定化していずれ崩壊していくでしょう。
子供にはやはり、誰か愛をかけて導く存在が必要です。
それが昔は両親とくに父親の役割であったのですが、ここ数百年で完全に「父親喪失」社会に転落してしまいました。
もちろん、それをもたらしたのは、♨️ “彼ら“が仕掛けたウーマン・リブ運動、トランスジェンダーや児童ポルノなどの家族崩壊計画です。
子供に愛を注いて導く存在が両親でなくても構いません。
誰か大人がそれをやらないと子供の攻撃性・暴力(最近はネットでの言葉の暴力も深刻化している)は歯止めが効かなくなるのです。
父親の役割を回復しないと、生命体の命の連鎖が途切れるということです(^_−)−☆。