先日、私の子供世代のジェネレーションZに属する子供に、現在の若い世代の実態を教えてもらう機会がありました。
マインクラフトと呼ばれるようなインターネット上の仮想空間に、自分の分身(アバター)を作成し、そのアバターの活動に没頭しているという話でした。
新人類世代(ジェネレーションX)の高齢化した私の脳では、とうてい理解不可能な世界が若い世代にはあることだけが分かりました。
私の娘たちがまだ幼稚園の時代に、タマゴッチという画面上で、卵を孵化させてヒヨコを育てるゲームが流行していました。
私は、中学・高校時代に縁日の屋台で買ったヒヨコ(オスのヒヨコは殺されるか、屋台で売られていた)を自宅の庭で育てて、立派なニワトリにしたことがあるので、このタマゴッチという仮想空間での遊びをいぶかっていました。
しかし、現代社会では、さらにそれが進んで自分の分身を仮想空間に投影しているのが当たり前の世界になっています。
このような社会になることが十年ほど前から予測されていましたが、その通りになっています。
現代の若者たちは、ボロアパートに住んで、カップラーメンをすすりながら、この仮想空間に熱中し、そこで億万長者になっている人もいるといいます。
そして、「もう体は必要ない。脳だけあって、仮想空間と繋がればよい。」と言う人が増えているといいます。
これは、権力者がCIAやDARPAを通じて、イーロン・マスクに与えたアジェンダそのものです。
彼らは、ただ私たちの脳にマイクロチップを埋め込んで、外部から操作可能にすることだけが目的であり、その計画が順調に進んでいることを確認しているだけです。
ここで、よく考えてみましょう。
仮想空間に繋がるには、電気代、PCそして食料(カップラーメンでさえも)も必要です。
これらのものを調達するには、リアル世界に繋がる必要があります。
仮想空間だけにつながれば良いと考えている若者は、このリアルの世界のものを揃えてくれるリアルの人間にぶらさがることが必要となります(あるいは間接的にリアルの世界の人の税金で成り立っている生活保護を受ける)。
実は、この仮想空間を支配したいという若者の精神構造は、人類史の権力者とまったく同じです。
権力者たちも、自分のとりまく世界を完全支配するために、現代社会システムという仮想空間を作り上げました。
その仮想空間では、紙のお金(ファイアットマネー:幻想の源(^_−)−☆)が流通し、彼らの作ったクレジット・システムのピラミッドのどこかに大衆は住まわされます。
彼らは、実際に物を生産するリアル世界とは離れて、あれこれPC上で指示だけを与えて仮想空間を動かし、君臨しています。
つまり、リアルの世界を支えている人にぶらさがっているだけです。
ときおり、ネット上で見かける権力者たちこそは、この現代社会という仮想空間でしか生きられないアバターなのです。
仮想空間でしか生きられない若者世代、そして現代社会という仮想空間でしか生きられない権力者たちに共通するものは、極めて不健全な心身(高セロトニン、エストロゲン状態)であるということです。
リアルサイエンスは、このことを証明しています(^_−)−☆。