ファイザーやモデナの新型コロナ遺伝子ワクチンは、感染症では前例のないmRNAという遺伝子の破片を使用したものです。
このファイザーと共同研究でワクチンを開発した研究者は、この遺伝子ワクチンの次のターゲットはガンだと述べています(『’Next target is cancer’, says BioNTech scientist behind first coronavirus vaccine shot 』The New Indian Express, 19th March 2021)。
紙幅の関係で、拙著『ウイルスは存在しない』下巻に掲載できませんでしたが、ガンの治療目的ですでにファイザーやモデナタイプの遺伝子ワクチンの臨床試験が施行されています(mRNA vaccine for cancer immunotherapy. Mol Cancer. 2021; 20: 41)。
これはガンの一部のタンパク質(tumor-associated or tumor-specific antigens (TAAs or TSAs))を発現する遺伝子(mRNA)をワクチンとして注射するものです。
このワクチンによって、私たちの細胞内で炎症を引き起こすガン細胞のタンパク質を産生することで、免疫を目覚めさせてガンを退治しようという浅はかな思想( too much reductionism)です。
アストラゼネカやジョンソン&ジョンソンのモデルのDNAワクチンと違って、mRNAワクチンの遺伝子は、私たちの細胞の遺伝子に組み込まれないという幻想があって、このような臨床試験が施行されていたのです(実際は、mRNAは私たちの細胞の遺伝子(DNA)に組み込まれる)。
これらのガンに対する遺伝子ワクチンの臨床試験は大失敗に終わるでしょう。
なぜなら、ナノ粒子(遺伝子ワクチン)は、最終的に強い免疫抑制(糖のエネルギー代謝およびミトコンドリア障害)を引き起こすことでさらにガンの増殖が加速するからです(『免疫、ワクチンとハチミツ』講義 参照)。
免疫抑制とは、ガンなどの正常細胞の変態型やゴミなどを生命場からクリーンアップできなくなることを意味します。
したがって、ガン細胞は分裂・増殖を加速させる結果になるのです。
新型コロナなどの感染症やガンなどにこの遺伝子ワクチンを使用する理由は、もちろん治療目的などではなく、金儲け及び拙著でも繰り返し述べてきたことを達成するためです(^_−)−☆。
「ワクチン」という浅はかな人工加工物(最高度の毒性加工品)は、生命現象をリアルサイエンスでまったく理解できないために起こる、人類の心身の不健全性の象徴として歴史に名を刻むでしょう(^_−)−☆。