新型コロナウイルス感染症が別名「PCRパンデミック」と呼称したのは、PCR検査がいかに不正確かつウイルス診断に用いてはいけない検査かということをお伝えしたかったからです。
特に新型コロナフェイクパンデミックでは、偽陽性で感染者数を膨らますことに貢献してきました。
さて、その不正確で感染症の病態とは無関係のPCRや抗原検査に代わる非常に有望な検査法があることが報告されています(Toward the use of medical scent detection dogs for COVID-19 screening. J Osteopath Med 2021; 121(2): 141–148)。
それは・・・・・
なんとワンちゃんの鼻による検知法です!
すでにガンの検知法としては、血液の匂いで分かるという賢いワンちゃんが報告されています(Accuracy of canine scent detection of non–small cell lung cancer in blood serum. J Am Osteopath Assoc. 2019;119(7):413-418)。
ワンちゃんの鼻は、ヒトとは違って解剖学的に吸気と呼気が分離しています。
嗅覚細胞もヒトの50〜60倍の数にのぼります。
その嗅覚細胞からの情報を統合する脳の部位は、ワンちゃんでは全体の1/3を占めるほどです(Secrets of the Snout. The University of Chicago Press; 2018.)。
ちなみに、嗅脳はヒトではたった5%しかありません。
今回の解析論文では、検体は唾液、気管支粘液、汗などで、ワンちゃんは高い検知能力を示したといいます(感受性、特異性いずれも90%前後)。
おそらく、これらの体液から放たれる揮発性有機化合物(VOC)を検知していると考えられています。
これをリアルサイエンスで解釈すると、新型コロナ感染症とされる病態の人から等しく発生するアルデヒド(プーファの過酸化脂質)を検知しています(もちろん、ガンや他の慢性疾患でも発生している)。
プーファ(多価不飽和脂肪酸)が感染症と呼ばれている病態の鍵になっていることは、拙著『ウイルスは存在しない』に詳述しています。
この検査法の懸念としては、ワンちゃんに新型コロナウイルスを暴露させると、ワンちゃんに感染し、それがヒトにまた感染するのではないかということが述べられています。
もっとも、ワンちゃんは動物の中でも新型コロナウイルスのヒトへの感染リスクが最も低いグループとされています(Broad host range of SARS-CoV-2 predicted by comparative and structural analysis of ACE2 in vertebrates. Proc Nat Acad Sci USA. 2020;117(36): 22311-22322)。
私もPCRや抗原検査よりも、病態のヒトから常時発生しているアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)の匂いの方が格段に鋭敏に検知できると思います。
ちなみに、健全なワンちゃんは、エストロゲン&セロトニン過剰の攻撃型の危険な人間も、20~30メートル離れた地点から検知できます。これは、揮発性有機化合物(VOC)以外にも、その心身の不健全な人間から発生する電磁波(オーラ)を感じ取っているのでしょう(^_−)−☆。