この新型コロナ遺伝子ワクチンの話題でもちきりのところに、アフリカでまたもやエボラ出血熱が流行しているとしています(なぜかWHOのエボラ報告がネットから消えている)(『Exclusive: White House orders enhanced airport screenings for Ebola』 Yahoo News, February 27, 2021)。
2021年2月17日のWHOの報告では、ギニアにおいて七人のエボラ出血熱の発生があったようで、そのうち5名は死亡したとしています。
2021年2月11日には、コンゴ共和国でもエボラ出血熱が認められたことが報告されたばかりでした。
コンゴ共和国では、2017年以来5回もエボラ出血熱のアウトブレイクがあったとされています。2018~2020年の間に、2,300人近い死者を出しているということです。
エボラ出血熱の感染死亡率は、63%と報告されています(Lancet 2019; 393: 936–48)。
実に新型コロナウイウルス感染死亡率の273倍!です(63/0.23)。
しかし、このエボラも新型コロナなどの他のウイルス感染症と同じく、抗体およびPCR検査で診断したものに過ぎません(これをもって、”ウイルス感染症”の確定診断はできない)
。
アフリカは、拙著『ウイルスは存在しない』上巻で述べたように、まだ上下水道の整備、居住空間の整備、栄養など様々な点で、“感染症”という病態が猛威を振るっていた17~18世紀の先進国レベルにも達していない悲惨な環境のまま据え置かれています。
したがって、300年前の先進国と同じ感染症と呼ばれている病態で死亡する確率は非常に高いはずですが、日本と同じ理由で守られています。
エボラウイルスという架空の病原体に感染すると、全身の出血傾向が出るとされています。
しかし、これは私が10年以上お伝えしてきた食事のプーファ(高不飽和脂肪酸)過剰で起こる病態でもあります(アフリカはプーファ満載のGMO食品の掃き溜めになっている)。
もちろん、この地域では、先進国で使用されていない毒性の強い農薬、殺虫剤で重度に汚染されています。この農薬にも貧血や出血をもたらすものが存在しています(Philos Trans R Soc Lond B Biol Sci. 2014 Feb 17;369(1639):20130491)。
また、この地域で過剰投与されている抗生物質の副作用でも出血傾向が出ます(Ann Intern Med. 1986 Dec;105(6):924-31)(Am J Surg. 1988 May 31;155(5A):30-9)(Int J Environ Res Public Health. 2019 Oct 16;16(20):3937)。アフリカ、特に西アフリカでは過剰な抗生物質投与で多剤耐性菌の出現が問題になっています(Int J Antimicrob Agents. 2017 Nov;50(5):629-639)(J Antimicrob Chemother. 2014 Sep;69(9):2337-53)(Front Med (Lausanne). 2021 Jan 26;8:615649)。
エボラの症状(新型コロナと同じく特徴的なものはない)は複数の毒性物質が関与していますが、この病態がなぜコンゴ共和国やギニアなどのいわゆるサハラ以南のアフリカ(sub-Saharan Africa)に多いのでしょうか?
なぜこの同じ地域にエイズの発症も多いのでしょうか?
その答えは、「現代医学と優生思想」講義の目玉にもなっていますので、この機会に真実を把握して頂ければ幸いです。
このように新型コロナだけでなく、あらゆるウイルス感染症爆発というものは、リアルサイエンス(『ウイルスは存在しない』上下巻参照)で濾過すれば、その正体が透徹できます(^_−)−☆。