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『微量元素と新型コロナウイルス感染症』

日本の厚生省も今月の14日にもファイザーの新型コロナ遺伝子ワクチンの緊急使用を認可する方針のようです。

医師向けのサイトでも、「8割の医師は、新型コロナ遺伝子ワクチン希望する」と題したニュースが出ていました。

「医師1,000人に聞いてみました」というワイドショーのヤラセ街角アンケートと同じレベルの統計学的にも意味のないものですが、扇動される医師が大半でしょう。

これからまたワクチン、ワクチンとあの手この手のプロモーションが始まりますね・・・・・

さて、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン、クロムなど体内で不足するとある程度の問題が出てきますが、それよりも過剰の方が問題となる微量元素(trace element)と呼ばれるものがあります。

微量元素は、意識して摂取する必要がないことを基礎医学等でお伝えしてきました(サプリでは絶対摂取してはいけません(^_−)−☆)。

なぜか日本では、亜鉛などの重要性が健康ポップカルチャーで喧伝されていますが、これは非常に危険です。

新型コロナウイルス感染症との関係では、亜鉛の摂取は病態を悪化させます。

具体的には、新型コロナウイウイルスのスパイクタンパク質は、ヒトの細胞のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)に結合するように設計してあります。

このACE2(アンジオテンシン変換酵素2)という酵素に亜鉛が含まれています。

新型コロナウイウイルスのスパイクタンパク質がACE2に結合すると、この酵素の亜鉛がフリーになって放出されます。

この亜鉛は、あるタンパク質(TAR DNA結合タンパク<TAR DNA-binding protein 43 (TDP-43, transactive response DNA binding protein 43 kDa)>)を変性させてアルツハイマー病、筋萎縮性側索症(ALS)などの神経変性疾患病を引き起こすのです(Sci Rep. 2017; 7: 6812)(Exp Mol Med. 2020 Oct;52(10):1652-1662)(Curr Opin Neurobiol. 2020 Apr;61:23-28)(Brain Nerve. 2019 Nov;71(11):1209-1214)。

この変性タンパク質(amyloid like aggregations)は、狂牛病を引き起こすとされたプリオンと同じものです。

実際に新型コロナウイルス感染症と診断された男性が、ヒトの狂牛病であるクロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease)を発症したことが報告されています(Brain, Behavior, and Immunity. 2020; 89: 601-603)。

したがって、新型コロナウイルス感染や新型コロナ遺伝子ワクチン接種以外にも、亜鉛の慢性摂取によっても、長期的に神経変性疾患が引き起こされる可能性があるということです(拙著『病はリポリシスから』には、そのほか、放射線、プーファがプリオン病の原因と言及しています(^_−)−☆)。

これは微量元素の一例に過ぎません。このように、リアルサイエンスでは、微量元素は過剰の方がむしろ危険な副作用を引き起こすことをご理解頂ければ幸いです(^_−)−☆。

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