『サイエンスの堕落:アストゼネカの遺伝子ワクチンのまとめ』

国立感染症研究所が発表する感染症発生動向調査 週報「定点把握疾患(12月7~13日)のデータを見て、思わず吹き出してしまいました。インフルエンザウイルス感染症が昨年の0.07%だったのです(^_−)−☆。

つまり、新型コロナウイルス感染症と呼ばれているものは、インフルエンザの挿げ替えであるということをデータが物語っているということです。

少なくても、新型コロナウイルス感染症をまだ数年引っ張るとゲイツやファウチ君が発言しているのですから、当面は、インフルエンザワクチンは必要ないというロジックになりますね。

さて、ファイザーやモデナ社の猛毒ワクチンの話題が最近は先行していますが、日本人が接種予定となっているアストラゼネカ社のチンパンジー改造アデノウイルスベクターワクチンの3カ国で行なった合計4つの臨床試験(フェーズ1〜2/3)のまとめも『ランセット』誌に論文報告されています(Lancet. 2020 Dec 8doi: 10.1016/S0140-6736(20)32661-1)。

結論から言うと、このようなみっともないレベルの医学論文がよく掲載されたなとしかいいようのない内容でした。

ファイザーやモデナの臨床試験と比較して、いわゆる二重盲検(ワクチン投与者と接種者のいずれも、本物かプラセボなのかがが分からないデザイン)で行なったものは1件だけであり、エビデンスレベルは低い解析です。

この時点で、デザイン(主要評価項目も違う)の違う3カ国(イギリス、ブラジル、南アフリカ)の結4つの臨床試験の結果をひとまとめにして解析しているために、読み進めるうちに、私の中ですぐに黄信号〜赤信号が点滅しました。

先日もお伝えしたとおり、ワクチンの量を手違いで減量した方に効果があったという結果は、イギリスでの臨床試験(フェーズ2/3)の一つです。他の3つの試験では減量したワクチンは用いていません。

このアストラゼネカの臨床試験のデザインは、「新型コロナ遺伝子ワクチンの真実」講義でお伝えしたように、プラセボを髄膜炎菌ワクチン(MenACWY)に設定して、遺伝子ワクチンと副作用に差が出ない細工がしてあります。

詳細に見ると、プラセボに生理食塩水を投与している(かつ二重盲検)のは、南アフリカの臨床試験のみです。

つまり、南アフリカの臨床試験のみが、ファイザーやモデナの猛毒遺伝子ワクチンと同じ臨床試験のデザインになっているということです。

なぜ、他の3つの臨床試験でも、プラセボに生理食塩水を用いなかったのでしょうか?

このような不正に近いことをするのかというと、毒性(副作用)の出現率が薄まるからです。

実際にプラセボ(コントロール)群と遺伝子ワクチン接種群の比較を詳細に見ると、プラセボ(コントロール)群には、髄膜炎菌ワクチンと生理食塩水投与の2つを混ぜ込んで、統計しています(詐欺行為です)。

味噌も糞も一緒にして解析するところは、数字ならぬ医学論文(統計)のマジックです。

このアストラゼネカの一連の臨床試験では、南アフリカの臨床試験のみが、ファイザーやモデナの臨床試験と同等のデザインになっていますが、その南アフリカだけの結果はランセットの論文はもちろんのこと、いくらデータを調べても出てきません(https://www.clinicaltrials.gov/ct2/show/results/NCT04444674)。

しかも、ワクチンの効果については、この南アフリカのデータは除外して計算しています。それならば、南アフリカのデータはすべて除外しなければなりません。

このような典型的な”良いとこ取り(cherry-picking)”は、統計学のマジック手法の一つです。

このランセット論文は、ワクチンの効果がWHOの推奨基準の50%を超えたから、アストラのワクチンは基準を満たしているというプロパガンダ以外は何も分からない最低レベルの論文です。

副作用の詳細な解析はなく、ただポリオ(横断性脊髄炎)が3件発生したことくらいが記載されています。

いつも思うのですが、権力者たちはいつも戦争などでもやっているように強引にやれば良いものを、ワクチン接種に限ってはわざわざ多数の研究者や医師たちに加担させて “化粧”しようとするのは、フェイクサイエンスは大衆コントロールに有効だという幻想があるからではないでしょうか。

強引に奴隷化すると搾取効率が低下するから現代社会システム(奴隷と自覚させにくくする、実際は奴隷)に変更したはずですが、AIによるグレート・リセットは先祖還りになるだけ(搾取効率が低下)なのが理解できないのでしょう。この企画は間違いなく頓挫します(^_−)−☆。

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