デンマークで最終的に4862人をサージカルマスク装着とマスクなしで、新型コロナ感染率を比較した研究が、メジャーの医学雑誌から掲載を拒否されていました。
その医学雑誌は、以前からお伝えしている今や権力者の御用雑誌となった、ランセット(the Lancet)、ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(he New England Journal of Medicine,NEJM)、ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(The Journal of the American Medical Association,JAMA)です。
この研究は、2020年の4〜5月に、デンマークで行われたランダム化比較試験(Randomized controlled trial)です。
1ヶ月後にPCRおよび抗体検査で新型コロナウイルス感染を検索しています。
その結果は・・・・・
マスクを装着している42人(1.8%) および装着していない 53 人(2.1%)がテスト陽性と出ました。
もちろん、統計学的にも有意な差はないため、マスクの新型コロナウイルス感染予防効果はなかったことになります。
これでは、医学雑誌に掲載されないということで・・・・
「マスク装着には有意な差はないが、ソーシャルディスタンシングなどの予防対策は必要である」とトーンダウンすることで、やっと医学雑誌に掲載されました(Ann Intern Med. 2020 Nov 18. doi: 10.7326/M20-6817)。
この論文の結果を読むと、非常に興味深いことが分かります。
・マスクを装着した人としていない人の、新型コロナの症状を見ると同じです。つまり、「マスクは、感染するウイルス量を減少させることで症状を軽くする」という仮説は間違いであることが分かります。
・次に、他の感冒を引き起こすウイルスの感染率も、ほぼ同じでした(0.5% vs 0.6%)。マスクのウイルス全般の予防効果もないことが分かります。
・3つ目は、91人の参加者(マスク装着52人、マスクなし39人)が、観察期間中に、家族の誰かが新型コロナに感染したいたと報告しています。しかし、そのうちたった3人(マスク装着2人、マスクなし1人)しか、新型コロナに感染しませんでした。家が最も感染を促進する場とされているので、この結果は通常の感染症とは異なることが分かります(「病原体仮説(germ theory)」の矛盾)。
このような結果を詳細に見ていくと、マスクの無意味さだけでなく、新型コロナウイルス感染は、単なる未知のウイルス感染と矛盾するデータが豊富に揃っています。
これは、今までお伝えしてきたとおり、PCR、抗体検査や症状といったものが、新型コロナ感染を特定できるものではないこと。
そして、新型コロナ感染症と診断されたものは、偽陽性だけでなく、単なる様々は慢性病や医原病の集合体に過ぎないという事実が浮かび上がってきます。
権力者たちが、フェイクサイエンスをこしらえてまで体裁を整えようとするのは、やはりどこかに罪悪感があるからではないでしょうか(^_−)−☆