今回の新型コロナウイルス感染症フェイクパンデミックで、街中にかなりの人がポリウレタン製(polyurethane polymer)のマスクをしているのを見かけるようになりました。
このポリウレタンの原材料にイソチアネート(isocyanate)という物質があります。
アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギーの原因の一つに、イソチアネート(isocyanate)の暴露が報告されていました(Am J Ind Med. 2018 Apr; 61(4): 282–292)(Int Arch Occup Environ Health. 2013 May;86(4):417-30)(Int Arch Occup Environ Health. 1994;66(3):141-52)(Am J Respir Crit Care Med. 2007 Dec 1;176(11):1090-7)。
イソチアネート(isocyanate)は、活性酸素、プーファの過酸化脂質(アルデヒド)や重金属と同じく非常に反応性が高い物質です。
反応性が高いというのは、すぐに近隣のタンパク質や遺伝子などの私たちの細胞、組織の構成成分と結合して異物(炎症ゴミ)を作ります(Ann Occup Hyg. 2011 Mar;55(2):127-31)。
イソチアネートは、体内に入ると炎症ゴミとなるため、体内で慢性炎症をを引き起こしてDNAにダメージを与えます(J Biochem Mol Toxicol 22:429–440, 2008)。
6月12~28日、ウェブ開催された第93回日本産業衛生学会において、かくたこども&アレルギークリニックの角田院長は、同クリニックで実施したアレルギー検査の結果について、イソシアネートに陽性反応を示す受診者が一定数見られたと報告されています。
対象者は、アトピー性皮膚炎患者が288例、気管支喘息患者が99例、その他のアレルギー疾患患者が27例(重複あり)でした。
着用する衣類やマスクを選ぶ際は原料に注意する必要があることを喚起されています。
イソシアネートは、マスク素材の他にも柔軟剤、殺虫剤、文房具(紙の表面加工)、衣類(形状保持、防水加工、伸縮素材)、医療素材(ソフトコンタクトレンズ、歯科材料、チューブ類)、車の部品、建築素材など幅広く日常生活に忍び込んでいます。
マスクをしていて気分が悪くなる人が多いと思いますが、低酸素以外にもイソシアネートなどのケミカルによる慢性炎症と相乗効果がかかっている可能性があります。
マスクは、「グレート・リセット」のイニシエーション(儀式)と表現されることもありますが、リアルサイエンスからは確実に生命力を落としていくサイレント・キラーといえるでしょう(^_−)−☆。