塩の摂取量を増やす事が癌や感染症の根本治療になることを過去記事でお伝えしました。
1950年代に、1日に厚生省が推奨する塩分制限の8〜10倍近い量(50g)の塩分を摂取した日本の臨床実験の結果が報告されています(Jpn J Physiol. 1952 Jul;2(4):303-9)。
まだ、塩分が胃癌と関係しているという誤謬が日本では蔓延していた時代でした。
今ではこのような実験は、製薬会社も儲からない内容のため実施されないでしょう (^_−)−☆。
まだこの頃は、利害関係のない研究が少しは残っていたのです。
さて、その結果は驚くべきものでした。
実験7日目で、被験者は体温の上昇が認められ、食欲の増進及びエネルギーが湧いてきたことを自覚したのです。
この実験で塩を切ると、代謝が低下し、抑うつ症状や筋肉のひきつりが出てきたと言います。
実際に塩分制限食では、うつ病の原因であるセロトニンが上昇します(J Hypertens. 1993 Dec;11(12):1381-6)。
このように塩分をしっかり摂取することで、糖のエネルギー代謝が高まり、本当の意味での意欲と幸福感(=感謝の気持ち)が湧いてくるのです。
感謝の気持ちというのは、謙虚さとイコールです。
糖のエネルギー代謝が高いと、自然と謙虚となり、感謝の念が湧いてくるのです。
現代社会では、残念ながら大衆のほとんどは、すぐに他人を判断・中傷したり、すぐにアクティングアウトしたりする(様々な視点から熟考できない)人たちで埋め尽くされています。
そこにはもちろん謙虚さのかけらもないばかりか、高セロトニン状態の特徴である固定観念、権威主義、傲慢の方へと逆方向へ傾いていきます。
この現代社会のフェイクシステムを押し付ける人たち(権力者、会社の経営者〜一般大衆まで広く存在)の特徴とぴったり一致します。
その最大の被害者が子供たちです。
子供たちには、糖、塩をしっかり摂取させてあげて欲しいと願うばかりです (^_−)−☆。