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『レムデシベル or ハイドロキシクロロキン??〜その2』

一方、レムデシベルの危険性を訴えるカミングアウトしたウイルス学者や医師たちは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として安価で比較的安全な「ハイドロキシクロロキン(hydroxychloroquineあるいはリン酸クロロキン)」という抗マラリア薬を推奨しています。

しかし、最新のメタ解析では、この安価な抗マラリア薬の投与は、逆に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡率を倍増させるという結果が報告されました(Diabetes Metab Syndr. 2020 May 12)。

OMG!!

この抗マラリア薬は、網膜症と心臓(QTc interval prolongation etc.)、神経/筋肉へのダメージを引き起こすことが昔から知られています(JAMA Ophthalmol. 2014 Dec; 132(12):1453-60)(Ophthalmology. 2003 Jul; 110(7):1321-6)(Eur J Echocardiogr. 2007;8(4):247–251)(J Cardiol. 2008;127:e80–e82)(J Rheumatol. 2000;27:2927–31)(J Clin Rheumatol.2010;16:28–31)。

ハイドロキシクロロキン(あるいはリン酸クロロキン)の主作用は何でしょうか?

まず化学構造式でわかることは、細胞毒性を持つ塩素を含む分子ということです。

実際に、この抗マラリア薬は、遺伝子(DNA)のダメージの修復をブロックし、さらにはミトコンドリアにダメージを与えることが分かっています(Cancer Lett. 2016 Jul 1;376(2):249-58)(Mutat Res. 1974 Dec;25(3):391-6)(Rev Peru Med Exp Salud Publica.2018;35(3):471-5)。

この細胞毒性によって、抗がん作用や関節リウマチ、SLEの軽症例にも使用されているのです。

ペトリ皿の実験で、癌細胞、リンパ球にダメージを与え殺傷作用があるからですが、これが人体に入ったときには、正常細胞にも同様の影響を与えるのです。

さらに、ハイドロキシクロロキン(あるいはリン酸クロロキン)にはもう一つ重要な作用があります。

それは細胞内に入ると、細胞内をアルカリ化することです(Clin Drug Investig. 2018 Aug;38(8):653-671)。

これによって、細胞は完全に機能・構造が破壊されていきます。

レムデシベルについては、前回お伝えしましたが、検索しても薬剤情報以上の詳しくその副作用が出てきません(おそらくネガティヴデータが削除されている)。

しかし、「レムデシベルかあるいはハイドロキシクロロキンか?」という議論がいかに瑣末で本質の“目隠し(spin)”であるかがご理解頂けたでしょうか?

いずれも毒性の強い化学合成物質であり、コストや利害が絡んでいる臨床試験の結果(リアルサイエンスではない)に収束する問題ではありません。

そもそも新型コロナウイルス(SARS-COV-2)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因であることが証明されていない以上、これらの遺伝子(ウイルス)に毒性をもたらす副作用の強い薬剤を治療として使用する意義が見当たらないのです。

カミングアウトしているウイルス学者もこのリアルサイエンスの基礎さえ知らずに大丈夫なのか?と心配してしまいます(しかも大方はワクチンに関しては否定的でない)。

私は、「新型コロナウイルスの真実」オンライン講義で、明確に免疫抑制がベースにある場合に、バクテリアの処理の失敗が今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こすと説明しました。

感染症を含め、慢性病の根本治療は、何か殺傷能力のある毒性の薬物を投与したり、接種したりすることではありません。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が“免疫抑制”にあるので、その根本治療は免疫抑制を解除することしかあり得ないのです(^_−)−☆。

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