まだまだ新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染煽っていますねー。
毎年、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の100~1,000倍の感染者(検査陽性)を出しているインフルエンザウイルス感染をマスコミが報道したら、もっと世紀末の様相を演出することができるでしょう・・・・・
さて、日本でも先日お伝えしたRTーPCR法という手間もコストもかかる新型コロナウイルス検出法について些末な議論(利権の話)が繰り広げられています。
この検査法は、実際に新型コロナウイルス感染しているのに陽性と出ないパターン(偽陰性、false negative)と出る確率が約30%はあると言われています。これでは、たくさんの感染者を見落としてしまう・・・・・・・
この検査よりもより鋭敏な検査があるという最新の論文が報告されました(Radiology. 2020 Feb 26:200642)。
その方法とは、なんと「胸部CT」!!
胸部CTでの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を疑われた症例だの97%は、RTーPCR法という遺伝子増幅検査でも感染を確認できたと言います。
つまり、胸部CTでの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検出率は97%ということです。
一方、RTーPCR法で陰性だった75%は、胸部CTでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を疑わせるものだったようです。
無症状でも胸部C Tで異常があれば、高い確率で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)であることも最新の研究で報告されています(Lancet Infect Dis 2020 Feb 24[Online ahead of print])。
中国ではすでに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を胸部CTだけで判断していることに懸念がありました。なんと乱暴な・・・・😅
これはRTーPCR検査キットの在庫不足とその煩雑さ(実験室が備わっていて、かつ専門のスタッフでしかできない)があるからです。
おいおい・・・・・・
胸部CTで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)様と呼ばれる肺炎像は、大気汚染、毒性物質(ケイ素、アスベスト、酸化チタン、アルミニウムなど)細菌性、自己免疫疾患、敗血症、外傷性ショックなどたくさんの病態で認められます。
中国でも肺炎の原因の約半数は細菌性であることが報告されています(講義で詳しくお伝えしますね)。
ちなみに、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の家族感染の分析でも、胸部CT異常だけで、全く感冒症状も出なかった症例も報告されています(Lancet. 2020 Jan 24)。
その症例も新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断されています・・・・・
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と断定するには、少なくともWHOが以前、SARSやMERSの時に示した基準を満たす必要があります。
その基準は、簡潔に言いますと、発熱、肺炎像、武漢の海鮮市場の出入り、感染者との接触などの項目です。
胸部CTというのは、このうちのたった一つを満たすに過ぎず、それもウイルス感染(実際は存在しませんが・・・(^_−)−☆)以外に他の多くの原因があるのです。
これは必要最小限であって、本当はこれをもってでも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と断定することはできません。
つまり、胸部CTだけの診断というのは、サイエンスではなく、政治だということです。
しかも、胸部C Tは、私がいつもお伝えしている様に、強力な発がん作用(もちろん心臓血管疾患も)を持っています。
仮に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が存在するとして、感冒を引き起こすとしましょう。
感冒と発がんを計りにかけてみましょう。
どちらがリスクが高いのでしょうか?
日本でも感冒で胸部CTと撮る様な“蛮行”は避けて欲しいと願うばかりです。
パンデミック、パンデミックと”感情”だけで動くと怖いですね・・・・
この様に、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、終始サイエンスからどんどん遠ざかっていって、真打のワクチンへと誘導されていくのです。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症を調べれば、調べるほどその存在すら怪しくなってきました。