新型コロナウイルス対策として、アルコール消毒などを奨励する自称“評論家”“専門家”たちが後を絶ちません。
消毒薬、抗生剤、抗ウイルス薬といった、「病原体を叩く」思想がまだ医学では当然の様に考えられているのです。
これらの「病原体を叩く」思想(サイエンスではない)は、必ずその耐性微生物を作るだけに終わってしまいます。
耐性微生物には、もう手段がなくなるのにも関わらず・・・・・
さらに、消毒薬や医薬品そのものの副作用という心身への負担も得ることになるため、シックネス・パターンへの一石二鳥が、この「病原体を叩く」思想です(^_−)−☆。
「コロナウイルスは怖くない」というと、“楽観論者”(非国民(^_−)−☆)として叩かれる始末ですが、それは本当のサイエンスの基礎を勉強していないからに過ぎません。
コロナウイルスの真実については、今後、非公開のオンラインや講義などを開催する予定です。
さて、現代社会では、家庭でも消毒薬と同じケミカルを配合した、クリーナー(家庭用洗剤、household cleaning products)を多用しています。
この家庭用クリーナーと幼児の喘息やアトピーの関係を調べた最新の研究が報告されています(Canadian Medical Association Journal, 2020; 192 (7): E154)。
この研究では、26種類の家庭用クリーナー(皿洗い洗剤、洗濯洗剤、消毒薬、消臭スプレーなど)と乳児の暴露が3歳児の時点での喘息・アトピーの発症に及ぼす影響を調べています。
その結果、乳児の時に消毒薬を含めた家庭用クリーナーの暴露が多いほど、喘息あるいは喘息とアトピーの合併が起こりやすいことが判明しています。
この様に、発達の重要な時期に、消毒薬やクリーナーに含まれる化学物質が、その子供の心身を変化させてしまうのです(エピジェネティクス)。
“消毒”という行為はかなり遅れた思想(人類の一過性の熱病)であることは、白痴化した現代では時間が証明(time will tell)してくれるとしか言いようがないですね(^_−)−☆。