現代医学では、X線やCT検査での放射線被曝は、「低線量被曝」と位置付けて、人体に対して「安全」を唄っています。
本当でしょうか?
X線やCT検査での「低線量被曝」に関して、最新の2つの研究が報告されていますので、シェアしたいと思います。
まず一つ目は、3回のCT被曝線量(50ミリグレイ)をマウスに照射した実験(Cell Stem Cell. 2019 Sep 5;25(3):329-341.e6)。
マウスの食道粘膜を調べると、ガンに発展する変異遺伝子(P 53 mutant)をもった細胞が、正常細胞を凌駕していました。
いつ食道がんに発展してもおかしくない状況になったということです。
もう一つの実験は、ヒトの培養細胞に低線量被曝(200 mGy)を与えた研究(PLOS Genetics, 2020; 16 (1): e1008550)。
その結果、遺伝子(DNA)が切断されて、外来の遺伝子が挿入される様になりました。
基礎医学で詳しくお伝えした「遺伝子のジャンピング」現象が起きたのです。
遺伝子の突然変異のほとんどは、この「遺伝子のジャンピング」によって起こります。
現代医学では、このことを決して教えません。
遺伝子がストレスによって、細胞内だけでなく、全身を循環してジャンピングするという生命現象を認めると、GMO(遺伝子組み換え)やGE(遺伝子編集)がヤバイことになるからですね。
以上の研究では、あくまでも遺伝子の変異しか調べていません。
実際は、プーファの脂質過酸化反応やストレスホルモンなどの影響が子々孫々まで影響していきます。
1回の歯科でのレントンゲン検査の様なもっと低線量でも、人体に多大な影響を及ぼします。
PET 検査など論外ということです。
「放射線安全説(あるいは放射線ホルミシス)」というとんでもないプロパガンダを容易に信じる人が後を絶たない状況を権力者はほくそ笑んでいるでしょう。
サイエンスの基礎から積み上げていくことで、放射線の真実も明らかになっていきます (^_−)−☆。