自然界で最も甘いと感じる糖。
それがフルクトース(果糖)です。
拙著『自然治癒はハチミツから』では、フルクトースがいかに糖のエネルギー代謝(=甲状腺機能)を回して生命場を健康の場(ヘルシネス・フィールド)にするかを様々な角度から実証しました。
しかし、現代医学では、「砂糖(スクロース)は体に悪い」というデマは撤回したものの、フルクトースについては、頑固にネガティブな研究内容(質の悪い)を振りまいています。
これは1950 年代から、イギリスのとある研究所(ビートルズ、パンク、ジャズやニューエイジも生み出した)が推奨するエストロゲンと逆の作用を持つプロゲステロンでほとんどの病気が治ることが分かったため、現代に至るまでプロゲステロン(体内で産生される自然の)のネガキャンをはっている状況を全く同じです。
そして遂に・・・・・・
もう「フルクトース悪玉説」も通用しなくなる決定的な臨床実験が報告されました(Am J Clin Nutr. 2019 Dec 4. pii: nqz271)。
健康人を対象として高容量のフルクトース(150 g/日)を8週間投与した臨床実験です。
米国政府公的機関にも登録されている臨床実験です(NCT02075164)。
フルクトース(果糖)のネガキャンの一つが、肝臓に脂肪貯めて、炎症を引き起こすというものです。
この脂肪蓄積による炎症性肝臓障害を「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)」と言います。
さて、今回の結果はどうなったのでしょうか?
8週間の高容量のフルクトース摂取によっても、肝臓、筋肉などの脂肪が蓄積(Ectopic lipid deposition)することはありませんでした。
そして、心臓の機能も低下することはありませでした。
1日の摂取総カロリーが増えることもありませんでした。
それどころか、少し体重も減少が認められたのです(フルクトースで過食になって太るというのもウソ(^_−)−☆)。
これはフルクトース(果糖)で糖のエネルギー代謝が高まったからですね。
肝臓に脂肪がたまって慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌になるのは、プーファ(&それによって誘導されるストレスホルモン)が原因なので、これも立派な隠蔽になります(^_−)−☆。
サイエンスの本質を理解すれば、むしろ「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)」に対してフルクトースは根本治療薬となるのです。