最近、欧米ではNASAが発表する火星の写真がグリーンランドで撮影したものではないかということが話題になっていました。
人類の月面着陸はネバダ砂漠で撮影されていたことは広く知られています。
これらの真偽はともかく、私はそもそも人類を含めた生命体が、地上を離れて地球の磁気圏外に出る(simulated microgravity)とどうなるかをサイエンスで追っていました。
衛星基地に長時間いると筋肉が委縮するだけでなく、メタボや感染症に罹りやすくなるなど体内に多大なストレスがかかることをこれまで基礎医学等でお伝えしてきました。
地上を離れて地球の磁気圏外に出ることは、私たちにとって多大なストレスになるのです(その本当のメカニズムはTUEETでもお伝えしていきます)。
最新の研究で、地球の磁場圏外に出ると、リーキーガットを引き起こすことが再確認されました(Scientific Reports volume 9, Article number: 17531 (2019))(FASEB J. 2015 Aug;29(8):3263-73)。
アルコールの一次代謝産物であるアセトアルデヒドは、プーファから産生される各種のアルデヒドと同じく「リーキーガット」を引き起こす物質です。
今回の小腸細胞を使った実験でも、地球の磁場圏外に置くと、細胞同士を接続する接着構造(tight junction)が破壊されて、アセトアルデヒドのリーキーガットの効果を加速させました。
このことから、私たちが長期間、地球の磁場圏外にいると、感染症、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患、糖尿病、脂肪肝などエンドトキシンが原因となる自己免疫疾患を引き起こす可能性があることを指摘しています。
サイエンスでは、人類が月面着陸したというのは、かなり無理があるという結論になりますね(^_−)−☆。
もちろん、宇宙人地球支配説や火星移住などの話題も本当のサイエンスから見るとファンタジーに過ぎないことが分かります。
「宇宙と繋がる」というのは、このようなお伽話とは違い、本当のサイエンスで証明できる段階まで来ています(^_−)−☆。