『昔の俳優と今の俳優の顔を比べると、まったく違うことに気づきます。現代人の顔はとかく左右が非対称になっています。
みなさん、気づかれていましたか?
私も鏡を見ると、顔は左右非対称になっています( ;∀;)。
歯のかみ合わせのズレ(不正咬合)も含めた顔の左右の非対称は、特に胎児~乳幼児期のストレスを反映することが報告されていました。
考古学者が発掘した顔や頭蓋骨の左右非対称で、その時代にどれだけストレス(飢饉や気候変動など)があったかを推測する目安にもなっているくらいです。
しかし・・・・
最新の研究で、この顔の左右の歪みは加齢とともに進行することが報告されました(Plastic and Reconstructive Surgery, 2018; 142 (5))。
特に顔面の下2/3の左右の歪みが進行するといいます。
顔だけでなく、体幹も左右に歪みます。
側弯という脊椎が左右のいずれかに彎曲(わんきょく)する状態がありますが、これはまさにストレスホルモン(エストロゲン、コルチゾールなど)が原因です。
顔の左右非対称や歯の不正咬合も同じく高ストレスホルモンがもたらしたものです(#^^#)。
加齢とともに顔の左右の歪みが出るのは、まさにストレスホルモンが増えるからですね(^_-)-☆
みなさんも一度、鏡をのぞいてみてください。
「ストレスで顔が歪む(ゆがむ)」と比喩的に言いますが、これは因果関係であったということですね。