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『乳酸はなぜヤバイのか?:腸内細菌増殖が遺伝子に及ぼす影響!』

腸に善玉菌を増やしましょう!・・・・・・

このような喧伝が大手食品会社のヨーグルトなどの商品のラベルに書かれています。

これもなぜ薬事法に抵触しないのか理解できません・・・・・

それは、拙著『慢性病は現代食から』に詳述したように、腸の善玉菌と呼んでいる乳酸産生をするいわゆる乳酸菌は最も健康に甚大な悪影響を与えるからです(^ ^)。

さて、その乳酸について。

最新の研究で、遺伝子に及ぼす影響を調べた結果が報告されました(Nature volume 574, pages575–580 (2019))。

乳酸は遺伝子(DNA)の構成タンパク質(ヒストン)に結合して遺伝子のスイッチを変えてしますのです。

その結果、マクロファージなどの掃除機能を低下させてしまいます。

一般的にはこれを「免疫抑制」と呼んでいます。ステロイドやオメガ3の作用と同じです。

炎症を一時的に止めるためにステロイドやオメガ3が使用されますが、ヨーグルト、プロバイオ、プレバイオをたくさん摂取すると同じ効果が得られるということです(^_−)−☆。

ガンは、乳酸によって増殖・転移することを基礎医学などで詳しくお伝えしました。

乳酸によってマクロファージなどのお掃除役の白血球の働きが廃絶すると、ゴミが散乱します。

このゴミの蓄積が慢性炎症になり、ガンだけでなく、リウマチ、SLEなどの自己免疫疾患、アトピーなどのアレルギー疾患、糖尿病、動脈硬化、敗血症、老化などを引き起こします。

実際にこの乳酸の蓄積(=糖のエネルギー代謝の低下)は、これらの慢性病で認められることは明記されています。

乳酸がダイレクトに遺伝子に結合して、炎症を長期的に加速させることが判明したことで、乳酸菌製剤やスーパーで売られているヨーグルト加工食品は薬事法に抵触するという問題だけでなく、速やかに撤廃しないといけませんね。

もちろん病院で使用される乳酸入りの点滴もです(^_−)−☆。

この乳酸菌の危険性を知ってか知らずなのか、乳酸菌をワクチンとして使うという実験がなされているという事実も知っておきましょう。

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