ゲノム編集(gene editing )とは何か?
今回は3回目になります。
とうとうゲノム編集(gene editing )食品が日本で解禁されました。。。。。( ;∀;)
このニュースは、9月24日にクローズアップ現代に簡単に取り上げられただけで、完全にマスコミではスルーしています(山田正彦さんも以前から遺伝子編集の危険性を訴えておられます)。
すでに
・酸化されにくい大豆油
・養殖しやすいサバ
・血圧を下げる成分(?)が多いトマト
・アレルギー物質が少ないトマト
・収穫量の多いイネ
・身の多いマダイ
・食中毒を起こさないジャガイモ
などの遺伝子編集を受けたモンスター食品が市場に出ています。
しかし、これらの遺伝子編集を受けた食品は、遺伝子組み換え(GMO)のように国の安全性審査は必要ないという判断がニッポンで下されたのです。
EUでは、遺伝子組み換えと同じ規制を適用すべきという裁判所の判断が2018年に出ています。
ちなみに、遺伝子編集食品について安全性審査が最初に免除されたのは、以前にもお伝えした米国です。
なぜなら、遺伝子編集の特許を取っている多国籍企業が米国に存在するからです(^_-)-☆。
米国では安全審査も必要ない遺伝子編集食品を大々的にプロモーションしています。
How・・・・・?
またしも私たちの税金を湯水のごとく使って、遺伝子編集作物を作る農家から高く買い上げているのです(GMOのときと同じです(^^♪)。
同じ大豆を生産するのでも、倍の値段で買い取ってくれるなら、遺伝子編集の大豆を作付けするのが切羽詰まった農家の心情かも知れません・・・・・・
遺伝子編集(GE)とは、以前もお伝えしたように、簡単に言うと遺伝子の”カット&ペースト”です。
遺伝子組み換え(GM)は、目的とする遺伝子を挿入するものです。
遺伝子編集(GE)は、遺伝子組み換え(GM)のように異物の遺伝子を入れないから安全・・・・・・????
あるいは遺伝子編集(GE)は遺伝子をカットするだけだから安全・・・・・?
いやいや。
いずれも既存の遺伝子にダメージを与えることは同じです。
私たちの遺伝子は、カット(GE)されようが、違う遺伝子の挿入(GM)されようが、いずれもストレスとして受け取ります。
したがって、いずれの場合も遺伝子(あるいは染色体)全体の機能・構造が崩れます(genomic instablity)。
いずれの遺伝子操作も、以前にお伝えしたように目的としない部位での遺伝子変異や遺伝子のジャンピング(自らカットしてできた遺伝子断片が細胞外から血液中へ飛び出す(^_-)-☆)といったストレス反応を引き起こします。
やがて、この遺伝子に起こったストレス反応が全身に及び、慢性炎症や発がんを引き起こすのです(オメガ3の真実、および遺伝子総集編参考)。
つまり、遺伝子編集も遺伝子組み換えも、実際はその食品に何が起こっているのかをすべて把握できるものではなく、それを食べた私たちに健康被害で出てから(つまり臨床実験です(#^.^#))、本当のことが分かるのです。
このことをエビデンスをつけて総合的に証明している記事はまだ見当たりません。
このことは基礎医学の遺伝子総集編でお伝えしましたが、再度詳しくお伝えしていきますね。
長くなりますので、次回に遺伝子編集についてさらに詳しくお伝えしていきます(^_-)-☆。