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『健康のバラメーター:「甲状腺刺激ホルモン」』

 

みなさんは、甲状腺という喉ぼとけにある組織が、私たちにとって生死を分けるほど大切な器官であることをご存知でしょうか?

甲状腺ホルモンは、糖のエネルギー代謝を回すために必須の物質だからですね。

日本では人為的な操作によって甲状腺がんが増加していますが、これは生命にとっては致命的になるのです。

さて、現代人、特に日本人の90%以上は、甲状腺機能低下症です。

糖尿病、がん、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、SLE、潰瘍性大腸炎、アツルハイマー病などの慢性病はすべて甲状腺機能低下がベースとしてあります。

甲状腺が機能低下すると、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」というホルモンが上昇します。

「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」は、甲状腺に「甲状腺ホルモン」を放出するように促すのホルモンです。

問題は、現代医学・検査学では「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の正常値がかなり高く設定されていることです。

さて、最新の研究で甲状腺機能低下症の人を対象とした臨床試験の結果が報告されています(BMJ (Clinical research ed.). 2019 Sep 03;366;l4892)。

この臨床試験では、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の値が高い人ほど、総死亡率、心筋梗塞・心不全や骨粗しょう症による骨折のリスクが高くなることが分かりました。

「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が低いほど、心臓保護作用があったようです。

ちなみに「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が高いだけでなく、あまりのも低値の場合にも総死亡率は高くなったようです。

「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」があまりにも低値ということは、脳の機能低下(糖のエネルギー代謝の低下)を示唆している可能性があるかも知れません。

この研究からも分かる基本は、甲状腺機能低下に加えて、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が高い場合は、それ自体が問題を引き起こすということです。

実際に、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」自体が炎症を引き起こします(J Exp Med. 2019 May 6;216(5):1182-1198)。

血液検査で「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が正常値(現代医学が勝手に決めた基準)でもそれは実際の体内では高値であり、それだけで炎症を引き起こすのです。

「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」は、甲状腺機能低下の程度が強いほど高くなるため、私たちの健康の”バロメーター”となるのです(^_-)-☆。

 

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