食事の中でもお腹の脂肪を増やすのは、やはり脂質です。
果糖ではありませんよ(^_-)-☆。
『果糖中毒』という翻訳本がありますが、果糖を悪玉にするために、あからさまに工作が随所に施されています(笑)。
その中でも、「果糖ブドウ糖液糖(HFCS)」というGMモンスターと果糖(フルクトース)を故意に混同させて書いています。
この2つはまったく異質のものであることを知っておいてください(^^♪。
この本は、ある目的のために本当に涙ぐましい努力をしていることだけは伺えますが、サイエンス(真理)を捻じ曲げるは不可能です(^_-)-☆。
さて、その脂質の中でも、植物性、つまり植物油脂の摂取が、もっとも脂肪をお腹にため込む原因になります。
特に乳製品、牛、ラムに含まれる飽和脂肪酸(ステアリン酸、Stearic acid )が内臓脂肪を落とすことが報告されています(PLoS One. 2014 Sep 15;9(9):e104083)。
しかも、血糖値を安定させ、かつ肥満の原因とされる脂肪組織の炎症を止めます(レプチンを低下させる)。
この飽和脂肪酸は、中性脂肪にはなりにくく、かつエネルギーの原料(脂肪のエネルギー代謝=シックネス・パターン(^_-)-☆)にもなりにくい良質の脂肪なのです(Lipids. 1996 Feb;31(2):159-64)。
植物油脂や魚油などのプーファは、逆に中性脂肪になりやすく、かつ血糖値異常を引き起こします。
残念ながら、現代人の飽和脂肪酸摂取量は、益々下降しています(本物の乳製品・肉類は入手困難)。
その一方で、安価な植物油脂などのプーファの摂取量はうなぎ上りです。。。。。
飽和脂肪酸悪玉説はまだまだ根強い(実験や統計で操作されている(^_-)-☆)が、現代病の蔓延を俯瞰すれば、自ずと答えは見えてくるはずですね(^^♪。