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『なぜあるアミノ酸を制限するとガンが小さくなるのか?』

 

みなさんは、がんの発生の原因は「酸化ストレス」であると聞いたことがありませんか?

拙著『ガンは安心させてあげなさい』で、ガンを含めた慢性病の原因は、「酸化ストレス」の正反対の「還元ストレス(アルカリストレス)」とお伝えしました(^_-)-☆。

最近になって、ようやく現代医学でもこれを認めざるを得ない実験結果が相次いで報告されています。

がん細胞は細胞内がアルカリ性(=抗酸化状態、還元状態)をキープするために、あるアミノ酸を必要とします。

このアミノ酸を細胞内に取り入れることで、辛うじて分裂・増殖することが可能になります(Cancers 2019, 11(5), 678)。

そのアミノ酸とは・・・・・・

システイン(cysteine)。

システインはいったい何の材料になるのでしょうか?

それは・・・・・

みなさんの大好きは”抗酸化物質”です(^^♪。

細胞内の抗酸化物質の代表であるグルタチオン(glutathione)の材料となります。

これはどういった事を意味しているのでしょうか?

システインを摂取するほど、細胞内が還元状態、つまりアルカリ化していくということです。

細胞内がアルカリになると、ストレスシグナルとなって細胞のスイッチが分裂・増殖に切り替わります。

したがって、システインはがんの増殖には必須(essetntial)なのです。

実際にシステインをブロックすると、がん細胞が死滅(ferroptosis)していくことが確認されています(Scientific Reports, volume 9, Article number: 5926 (2019) )。

このように「抗酸化作用」といわれるものは、非常に危険なのです。

現代医学もいつまでも「抗酸化作用」という呪文を唱える訳にはいかなくなったのかも知れませんね(^_-)-☆。

いやいや。。。。。。

既得権益の壁はいつの時代でも高い(^_-)-☆。

現代医学や一般常識の数々の呪文(迷信)は、まだ100年以上は続くでしょう。。。。

私たちはいち早くここから脱却していきましょう(^^♪。

 

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