みなさんは、バクテリアやウイルスが悪さをする「感染症」は当然存在すると思っておられますよね?
だから、消毒する、抗生物質を飲む・・・・・・・。
私は、この20世紀の感染症という現代医学のパラダイムこそが、現在の医学の進歩を阻んでいると考えています(^_-)-☆。
さて、カンジダと聞くと「性感染症」という印象があるかも知れません。
医学の世界では、それよりもステロイドや免疫抑制剤投与(あるいは白血病やガン末期)などの日和見感染(ひよりみかんせん)でカンジダには手を焼きます。
カンジダ自体は私たちの体内に共存している常在菌です。
しかし、シックネス・フィールド(病気の場)では、感染性を発揮させるだけでなく、がんを増大させる作用さえ持ちます(パレオ協会ニュースレター参)。
このように病原性をもったカンジダは現代医学の医薬品(抗真菌薬)ではなかなか対処できません。
そのような難治性カンジダに対して、ある物質が効果を示したという研究が報告されました(Med Mycol. 2019 Apr 1;57(3):387-390)。
その物質とは、「寄生虫駆除剤(anthelminthic)」。
具体的には、オキシクロザナイド(oxyclozanide)という物質です。
この物質は、ミトコンドリアでの電子の渋滞を解消する、つまり糖のエネルギー代謝が高める作用を持っています(これを「アンカップル」といい、体温が上がります(^_-)-☆)。
このときに、基礎医学を受講された方はピンときたかも知れません(^^♪。
アスピリンが同じ作用をする物質ですが、この寄生虫駆除剤も実はアスピリンと同じサリチル酸誘導体でした(^-^)。
ミトコンドリアの糖のエネルギー代謝をあげることが、感染症に効果があることがまたもや証明されましたね(^_-)-☆。
一般的なバクテリアやウイルスが悪さをするというイメージの「感染症」は存在しないという意味がここにあります。
糖のエネルギー代謝が回っている状態であれば、バクテリアもウイルスも綺麗に処理されるか、共存します。そこに炎症を起こすような感染症はありません。
あくまでも私たちの糖のエネルギー代謝が回っているか回っていないかが、一般的に感染症と呼ばれている現象の本質なのです(拙著『新・免疫革命』および次作のハチミツ本でも詳しく解説しています(^_-)-☆)。
精神病も感染症も、人間の作り出したファンタジーなのです(^_-)-☆。