日本の水道水といえば、塩素の汚染。
欧米では、その上にフッ素の汚染がたびたび問題になっています。
しかし・・・・・・
最近では硝酸態窒素の汚染が劇的に増加しています。
これは、化学肥料、食品添加物や薬物(狭心症薬、バイアグラ)などによる環境汚染が極まってきているからですね(^_-)-☆。
水道水を消毒したときに反応副産物として硝酸態窒素(nitrosamine)が形成されています。
米国(USDA/EPA/FDA )の水道水に含有される硝酸態窒素の許容量の1/10でも発がんすることが報告されました(Environmental Research, online 11 June 2019, 108442)。
水道水の硝酸態窒素が関係するガンは、大腸がん(Int J Cancer. 2018 Jul 1;143(1):73-79)、腎臓がん、膀胱がん、卵巣がん、甲状腺がんなどがあります。
厚生労働省は、2015年に水道水(および飲料水)に含有される硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素, 10mg/L以下と定めています。
この研究では、発がんなど私たちの体に悪影響を与えない許容量は、少なくとも0.14mg/L以下としています。
日本の基準はこの100倍近くを許しているということになりますね(;^_^A。
現代医学では、硝酸態窒素による発がんのメカニズムは不明(unkown)としていますが・・・・・・・
拙著や私の講義DVDで学ばれた方はもうお分かりですね(^_-)-☆。
硝酸態窒素は体内に入ると、強力な炎症&発がん物質の一酸化窒素(NO)に変化するからです。
ところで、ミネラルウオーターや名水と呼ばれる水にも、この硝酸態窒素は水道水と同じ量かそれ以上検出されることもあります。
これだけ環境を汚染し尽くしたつけが私たち、あるいはその子孫にツケとして回ってきているということです。
私たちはそれにこれ以上加担しないことと、そして自分の糖のエネルギー代謝を回すことですね(^_-)-☆。