みなさんは、日本の産科施設では赤ちゃんが生まれて数回授乳ができたらビタミンK2のシロップ薬を飲ませていることをご存知だったでしょうか?
何のためにかご存知でしょうか?
ビタミンKは、赤ちゃんの出血予防として摂取させています。
これはビタミンKが胎盤を通りにくいため、胎児が不足しやすいとしています。
ビタミンKは赤ちゃんに必要ですが、医薬品のシロップの添加物がいけません。。。。。。。
(純粋のビタミンKのもっと良い投与方法がある(^_-)-☆)
それよりもビタミンKは現代人の成人にも不足しやすいビタミンであることを知っておく必要があります(^_-)-☆。
最新の研究で、ビタミンKの血液濃度が低いと、慢性病からいわゆる老人病(体力低下、易骨折性、易感染性など)になりやすいことが報告されていました(J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2019 May 6. pii: glz108)。
ビタミンKが少ないほど、歩行スピードが低下し、かつ骨関節炎になりやすいのです。。。。。。。
このように体が動けなくなるのは、ビタミンK濃度が低い人は、そうでない人よりも2倍の確率だったようです。
脳梗塞や心筋梗塞後遺症では、ワーファリンという抗凝固剤が投与されます。
ワーファリン投与している人は、骨折しやすく、リハビリをしても順調に回復しにくい特徴があります。
それもそのはず・・・・・
ワーファリンこそはビタミンKの作用をブロックする薬だからです(^_-)-☆。
実は、ワーファリンは「殺鼠剤」として開発されたものです。
ネズミもビタミンKの作用をブロックされると、命を落とします。
体力の低下、骨関節の痛みが出てきたら・・・・・・
ビタミンKの不足かも知れません(^_-)-☆。
ちなみにビタミンKは植物性よりも動物性食品からの摂取が優れています(^^♪。